GO TO すき家
強盗や窃盗などの犯罪が増えてきますよね。
そんな中、牛丼でお馴染みの
『すき家』に対する強盗の多さというのが問題になってます。
『吉野家』や『松屋』といった他の牛丼店に比べて、
格段に強盗に入られる割合が高いというのには、理由があるんですね。
すき家では回転効率を高めるため、
店員は体のバランスから手の動かし方まで秒単位で訓練され、
カウンター席についたお客さんに対して、
牛丼を原則10秒以内で出す事になっているそうですね。
10秒以内ですよ。世界広しといえど、
100メートルを全力疾走するウサイン・ボルトに勝てるのは、
すき家の牛丼だけなんですね。
そのため深夜の調理と接客を一人でこなす事が可能になったため、
深夜でも店員さんが一人しかいないので、
そこを強盗たちにつけこまれたというわけですね。
彼らにとっては『すき家』の看板が『スキありすぎや』に見えるそうですよ。
店舗によっては、今までに何度も強盗に入られた店もあり、
そういう店舗の厨房を覗くと、バイトのシフト表の横に、
強盗のシフト表も貼ってあるという噂ですね。
強盗の種類も様々で、単純に金銭を要求する他に、
丼に盛られた白飯を持って押し入り、
「この上に具をかけろ!…つゆだくで」
と要求した強盗もいたそうですね。
白飯を持った強盗だけに、間もなく警察に『メシとられた』らしいですけどね。
つい先日、京都市下京区で、
ヤミ金からお金を借りて返せなくなっていた元同志社大生にヤミ金業者が、
『強盗して金を返せ。すき家の強盗はどこも成功しているから、お前もやれ』
と命令してやらせたなんという事件も起きました。
最近のヤミ金業者というのは、
返済の方法までアドバイスしてくれるとは親切ですよね。
こうなるともう、牛丼店というより、
ほぼATMに近い存在となっている感さえありますが、
『借金が返せなくなって、お金を工面するために強盗に入るんだったら、
最初から強盗に入った方が手間が省けていいよね』なんという
『合理的な結論』に達する人がいない事を祈るばかりですね。
すき家の方も手をこまねいて見ているわけにはいきませんから、
牛丼店ならではの防犯対策をするべきですよね。
逃走する強盗に投げつけて目印にする『カラーボール』というのがありますが、
あれも中にペイントではなく、牛丼のタレを入れておくとかね。
そうすれば、美味しそうな匂いをさせながら逃げている人が、
すき家に入った強盗だというのが、すぐに判りますからね。
『食欲をそそる強盗』というのも、判りやすくていいですよね。
それから、典型的な防犯対策のひとつに『番犬を置く』というのがありますが、
そこは牛丼店ですから犬ではなく、
店先に一頭、牛を繋いでおくというのもいいですね。
『番犬』ならぬ『番牛』ですよ。
強盗も、こんなのに体当たりされたらひとたまりもありませんから、
絶対狙わないですよ。
で、最終的に番牛は
調理してお客さんに出してしまえばいいわけですから、
とても経済的な防犯対策だと思いますけどね。
微笑亭さん太