まんじゅう恐怖症は実在するか?
自然の怖さを実感させられる日々が続いてますね。
人間誰しも、怖い物というのがあったりします。
そういう意味では、全ての人が何らかの
『恐怖症』を抱えているといっても過言ではないですよね。
中で、なぜか理由もなく
怖いと感じてしまう物というのがあったりします。
他人から見れば何でもない事なのに、
自分にとっては恐怖に感じる物ですね。
例えば『ベッドの下が怖い』とか、
『深夜に点滅する赤信号が怖い』なんていうのがそうですね。
理屈では説明できない何かが怖いんでしょうね。
『電話が怖い』なんて方は
『いつ鳴り出すか判らないから怖い』と仰ってましたが、
そういう物だからどうしようもないですよね。
童謡とか文部唱歌などに書かれている
『作詞者不明』とか『作曲者不明』という表記が
怖いなんて方もいらっしゃいます。
何かその裏に、
おどろおどろしいドラマなんかを感じてしまうんでしょうかね?
『この歌を歌った者は、必ず不慮の死を遂げる』
なんて事はないと思うんですけどね。
それだったら、
『…ナショナルから、大切なお知らせとお願いがあります』という
沈鬱なナレーションが流れる、
ストーブ回収のCMの方がよほど怖い気がしますね。
『このストーブを使った者は、必ず不慮の死を遂げる』…あながち間違いじゃなかったりしますもんね。
他にも『イカの目が怖い』なんて方がいるんですけど、
鯉のぼりなどの目玉が怖いといった『目玉恐怖症』の方なんというのは
『大安売り』の看板を見ても怯えるそうでして。
やはり、『目玉商品』が怖いんでしょうね。
『文字間余白恐怖症』とも言うべき、
文字と文字の間の余白が多い物は怖いなんて方は、
赤川次郎さんの小説なんて読めませんし、
白黒はっきりした色がダメだという『コントラスト恐怖症』なんて方は、
パンダが来た上野動物園には近寄れませんね。
植物が怖いという『植物恐怖症』なんて方は、
自分が『草食系男子』だと知って
戸惑ってしまうなんて事が起きてくるわけです。
泳げない方は水が怖いなんて言いますが、
それよりもっと重症な『水恐怖症』になりますと、
小さな水たまりでも水中に引きずり込まれそうで怖いんだそうですね。
こういう方は、お風呂に入るのも一苦労です。
湯船に浸かれませんから、
全てシャワーという事になるわけですが、
自分の鎖骨の窪みにたまった水を見て失神しちゃったなんて事も、
当然ありえるでしょうね。
微笑亭さん太