宝石は天空にあり
まだ2、3日、寒い日が続くようですから、
皆さんも、お気をつけ下さい。
寒い時期というのは夜空の星が綺麗だったりします。
空気が乾燥している時なんかは、
本当に鮮明に、星の瞬きを感じる事ができます。
星というのは、
地球から何光年も離れた遥か遠くにあります。
という事は、今地球で見えている光というのは、
何年も前の光という事になりますから、
実際は既に爆発して無くなっちゃってる可能性もあるわけですね。
ですから、恋人たちが夜空を見上げて、
『あの星の輝きのように、ボクたちの愛は永遠だよ』なんて言った翌日に、
その星が消滅しちゃってたなんて事も十分ありえるわけですよ。
じゃあ、最も有名な星であり、北の空に鎮座していて、
時間が経っても動かないとされている
『北極星』なら大丈夫かと思うんですが、
実は今の北極星と二千年前の北極星とは別の星なんですね。
これは地球が自転しているので、コマのように首を振るため、
真北にある方向が少しづつ変わってるからなんですね。
しかも一つに見える北極星ですが、
実は『ポラリスA』『ポラリスB』『ポラリスP』という
三つの星の集合体なんですね。
実際は三つあるわけですよ。
ですから『ボクたちの愛は永遠だよ』と言っている彼氏にとって、
あなたの存在は、三人の彼女の『集合体』かもしれないわけですから、
気をつけないといけませんよね。
星に手が届く職業とも言える宇宙飛行士ですが、
宇宙での生活は、食生活が大変そうですよね。
ところが今は、宇宙食というのが充実していて、
日本食もかなり宇宙で食べる事が可能になったようですね。
味噌汁や蕎麦、焼き鳥、タコ焼きなんてのも食べられるそうですが、
却下されたのが納豆だそうですね。
多分においがダメだという事で、NASAが後ろで、
糸を引いてたんでしょうね。
星座や星の運行によって
運勢や吉凶を占うのが『星占い』ですが、
変わった名前の星座というのがあるんですよね。
『彫刻室座』とか、『コップ座』、『髪の毛座』、『ハエ座』、
『ミミズ座』、『がちょうをくわえたこぎつね座』なんてのもあるそうですね。
そうなると今後、今ある星座の他に、
新しい星座が星占いに加わるなんて事もありますよね。
「あの、ずっと微笑んでる人は何座かな?」
「モナリ座だよ」
「モナリ座、ああ、なるほどね。じゃあ、あのメイクが派手で、動きが大仰な人は?」
「カブキ座だね」
「ああ。じゃあ、あのマスクしてる人は?」
「インフルエン座だよ。ちなみに、あそこで行き詰ってる人が『トン座』で、
あそこで、もめてる人が『イザコ座』、
それを見て平気な顔してる人が『ヘイキノヘイ座』だよ」
なんてんで、実にバリエーション豊富な星座が登場してきたら楽しいですよね。
微笑亭さん太