わんパターンの政策
子供が少なくなるという事は、
それを教える学校の先生をも減少させるという事に繋がりますよね。
そんな中政府は、来年度からの小学校一年生について、
一学級当たりの編成上限を、
現在の40人から35人に引き下げる方針を決定しましてね。
こういった上限の見直しは
1980年に45人から40人に減らして以来、
約30年ぶりの事だそうですね。
教職員の定数というのは、
児童数・生徒数などを基に算出されるもんですから、
少子化の影響で、来年度は教職員数が2000人減る予定だったんですね。
ところが、この上限引き下げの措置により、
逆に300人増える事になるんだそうでして、
ちょっとした数字のマジックですよね。
これは先生たちにとっては、一種の
『子ども手当』と言えなくもないですよね。
増えすぎた人口を抑制するために、
中国が1979年から
『一人っ子政策』というのを行ってるのは有名ですよね。
夫婦一組に対して、
子供を一人しか作ってはいけないという事ですね。
その中国の上海市が、
今度は『一世帯につき、飼える犬は一匹だけ』という、
『一匹っ子政策』を検討しているそうですね。
まさに『オンリー・ワン』の状態を作ろうとしているわけでして、
上海では、つい先だっても、不動産バブル防止のため、
マンションの購入を一世帯一戸にしたばかりでして、
一人っ子、マンション一戸、犬一匹、『何でも一つかよ!』って
ツッコまれてるそうでしてね。
子供やマンションや犬は一つにしたがるのに、
『ガンダム』や『ドラえもん』は似たような物を、
幾つ作ってもOKな国なんですね。
大体この政策、無理を感じるのが、
人間と違って犬は、一度のお産で5、6匹生んじゃいますからね~。
となりますと中国だけに、一匹は『ペット』として飼い、
残りは『食料』としてカウントされそうですよね。
そのうち、学校や職場では人と仲良くせずに、
他人とは極力接触を避けるような指導がきましてね。
今度は何かと思ったら、『一匹狼政策』だったりするわけですね。
微笑亭さん太