座布団と筆の記録
私の今年の高座は全て終わりました。
今年、私を呼んで下さった全ての方々、ありがとうございました。
アマチュアの噺家さんの中には、
年末年始も忙しく高座をこなす予定の方もいらっしゃるでしょうね。
ご苦労様です。
2010年の私の高座数は、全部で『98席』でした。
精力的に高座をこなしている方の中では、
あまり自慢できる数字ではないですね。
天狗連の鶴橋減滅渡さんは、130席近くあるようですし、
無眠さんなど、大御所の方々は、
私の2倍以上なんて方もいらっしゃると思います。
高座数98席のうち、創作が69席、古典が29席でした。
落語を始めてかなり経ちますが、
創作が古典を上回ったのは、実は初めてなんですね。
最近、私の事を知って下さった方には、
『微笑亭さん太は新作の人』というイメージがあろうかと思いますが、
昨年までは、古典の方が必ず多かったんですね。
…逆に今年は、古典少なすぎ。完全に勉強不足です。
今年は、『○○に関する創作落語を』という注文で、
自分で作って自分で演じるパターンが、ちょこちょこありました。
そういう『オーダーメイド』は、プレッシャーもありますが、
なかなか楽しいものだな~と感じました。
『バイト落語作家』としての部分では、
創作落語が12本、古典の改作が8本、漫談を147本、書きました。
全てが依頼を受けてのものですが、
今年は、プロの師匠だけではなく、
アマチュアのお仲間からも依頼をいただいたので、
本当にありがたい事です。
ちなみに、一番長かったネタは、某師匠から依頼された
原稿用紙102枚のネタでした。これは大変でしたね~。
大体、落語というのは、原稿用紙1枚で1分くらいですから、
少なくとも40分以上かかる大ネタという事ですね。
漫談は147本とありますが、1本が3分程度のものですので、
時間に直すと、約7時間21分ぶんの漫談ネタを書いた事になります。
何をテーマにどんな事を書いたのか、
もう自分でも、よく判らなくなってます(笑)
来年も、1席でも多く落語を演り、
1本でも多くネタを書きたいと思ってます。
どうぞよろしくお願い致します。
微笑亭さん太