メジャーでは計れないもの
また日本球界に復帰するパターンが多くなってますよね。
ちょっと残念な気がします。
私ごときが言うべき事ではないでしょうが、
プロ野球というのは、客商売であり、人気商売ですから、
メジャーへ移籍するにあたっては、
行ってほしくないと願うファンや球団関係者も
沢山いらっしゃるわけですよね。
その方々の気持ちを振り切ってまで海を渡ったにしては、
最近の移籍する選手たちというのは、
今イチ、『覚悟』が足りない気がします。
これは私のワガママかもしれませんが、
メジャーで『そこそこに活躍する選手』よりも、
日本球界で『大活躍する選手』を見たいと思うんですね。
日本にいれば、50ホーマー打てる野手や、20勝できる投手が、
全て『メジャー』という名のもとに、潰されてしまっている感じすらします。
これは日本人としては、とても寂しいです。
日本人選手がメジャーで通用する事は、
野茂選手やイチロー選手が、十分証明して下さいました。
だからもう、日本にいて、日本のファンを楽しませて下さいと、
言いたくなってしまいます。
これから日本球界も、メジャーへの流出阻止のために、
色々なハードルや、ペナルティを設けてくる事が予想されますね。
『一旦メジャーへ行ったら、3年は日本球界復帰ができない』とか、
『復帰選手を獲得する球団は、ペナルティ料的なお金を支払う』など、
様々な事が考えられますが、いっその事、
復帰した選手は、年棒の大幅ダウンを義務付けたらどうですかね。
何億もらっていた選手であっても、日本に戻ったら初心に帰るという事で
『時給700円』から働き始めるわけですね。
プロ野球の試合は3時間くらいですから、
1試合出ても、2100円くらいにしかならないんですね。
これは辛いですよ。
しかもスタンドのお客さん一人一人に、
『いらっしゃいませ、こんにちは~』って、
挨拶して回らなければいけないんですね。
さらに、ホームランボールをキャッチしたお客さんには、
『…お持ち帰りですか?』と聞きに行かされるという、
いかにも『バイト感満載』の待遇をされる事が判っていたら、
メジャーに行く事も、かなり考えるんじゃないかと思いますけどね。
微笑亭さん太