のぞき、大歓迎!
注目を集めた裁判の判決が出ましたが、
結局、死刑判決は出なかったですね。
難しい判断を迫られる事ですし、専門家でもない私が、
軽々しく発言する事ではないと思いつつも、この判決が、
『2人も殺しちゃったけど、死んで償うほどではないよ』と言っているようで、
遺族の方々の事を考えると、ちょっとやりきれない感じがするのは、
私だけでしょうか?
先日、大阪地検特捜部の証拠改ざん問題で、
エリート検事が逮捕されたなんて事がありましたよね。
あの検事さん、罪を償って出てきたら、どうするのか注目されるところですが、
いっその事、今回の経験を生かして、噺家にでもなったらどうでしょうかね。
何となく、『創作落語』が得意そうな気がしますよね。
…芸名は、あやし家ねつ蔵(あやしやねつぞう)あたりでどうでしょう?
この一件で、
『取り調べの可視化』というのが、
盛んに言われるようになりました。
取り調べの可視化とは、被疑者の取調べに際して、
その様子をビデオに録画するという事ですね。
検察、警察での取調べのビデオ録画というのは
欧米諸国ではかなり行われておりまして、
日本でも導入しようという話は、以前から言われておりました。
密室での取調べというのは、
どうしても暴力や冤罪を生みやすくなりますから、
これはなかなかいいと思うんですけどね。
ただ、裁判に提出されるまでに
映像に手を加えられる危険性はありますよね。
犯人とのやり取りで、
「いい加減に白状しろ!お前がやったんだろ!?」
「…刑事さん、実は俺…」ってとこで、
急にCMが入ったりなんかしてね。
『西部警察DVDボックス、絶賛発売中!』なんてんでね。
また随所に『刑事が諦めかけたその時!』とか
『この後、重大な事実が明らかになる!』なんて
気を引くテロップが入ったりするわけですね。
犯人が犯行を自供する所では、
BGMで『母さんの歌』かなんかが流れましてね。
最後には、『まあ、これでも食え』なんて、
美味しそうなカツ丼が出されると、そのレシピが事細かに解説されましてね。
裁判員の方々が法廷そっちのけで、それをメモったりするという…
なかなか楽しい状況になる事も予想されますよね。
微笑亭さん太