選挙、近し
選挙と言えばその昔、
選挙カーの中でスタッフの女性にセクハラ行為をしたという事で、
大阪府知事のイスをふいにした、タレント知事の方がいらっしゃいましたよね。
あの事件を教訓に、選挙期間中のセクハラ事件が起きないように、
『好色選挙法』が出来たって話がありましてね。
投票に行かれた方は判ると思いますが、
投票用紙というのは、『ポリオレフィン』という特殊な樹脂で作られてるんですね。
紙というよりフィルムに近い素材で、
折り曲げても、時間が経つと自然に開くようになっているため、
開票作業を素早く円滑に行えるというメリットがあるんですね。
この素材、そのうちに、
財布の素材あたりにも使われるようになるんじゃないですかね。
そうなれば、ケチで有名な上司と飲みに行っても、
ちょうどお会計の頃に、自然と財布の口がパカッと開くわけですから、
スムーズに『ゴチになります!』って言いやすいですよね。
選挙にまつわるトラブルとして、
投票用紙に書かれた名前が曖昧だったりする場合がありますよね。
大差の場合はまだいいんですが、
その一票が雌雄を決するような票になる場合は、判断する側も大変ですよ。
2004年に鳥取県智頭町で行われた町議選で、
岸本さんって方に岡田さんって方が一票差で敗れたんですが、
無効票の中に『オカラ』って書かれた票があったんですね。
岡田陣営は『これはオカダの書き損じだ』と主張したんですが、
結局認められませんでね。
オカラ票のお蔭で当選した岸本さんは、ボードの名前の上にバラじゃなくて、
『卯の花』を付けたそうですけどね。
じゃあ、得票数が全く同数だった場合はどうなるかというと、
今はクジ引きで決めてるんですが、昔は年長者が当選という事になってたんですね。
愛に年の差は関係ないんですが、
選挙に年の差は物凄く関係あるみたいですね。
選挙というと、『選挙カー』が代名詞的な存在と言えますが、
実は船を使っても構わないんですね。
選挙戦で『選挙船』ですよ。
海で選挙活動という事になるわけですが、カモメに選挙権があったら、
絶対当選なんですけどね。
あと面白いのが『選挙のおやつは、一日五百円まで』と、
公職選挙法で決められてるって事ですね。
『じゃあ、バナナはおやつに入るんですか?』って聞いたら
『おやつに入るかどうか、当落線上です』と言ってましたけどね。
微笑亭さん太