免疫バリバリ
普通の風邪にも気をつけていただきたいですね。
風邪を引くと【鼻水】が出ますが、
一口に鼻水と言っても、様々な色や粘度の違いがありますよね。
あるお医者さんに、その違いを聞いてみたんですが、
「先生、【サラサラの鼻水】は、どういう意味なんでしょうか?」
「サラサラの鼻水というのは、
体が『今不調だから、ウィルスは入ってくるな!』という警告を発している状態ですね」
「なるほど。では【ドロッとした鼻水】は?」
「『入ってきたウィルスを、ぶっ飛ばす作戦実行中』というところですね」
「では【黄色い鼻水】は?」
「『勇敢な戦士たちの死骸』です」
そうしてみると日夜、人間の体の免疫システムというのは
ウィルスと戦い続けてくれているんですね。
常にお風呂に入って体を清潔に保っていると、
免疫力が落ちないように思っている方もいらっしゃると思いますが、
そういった考え方と真逆の結果を出している方もいましてね。
アモウ・ハジさんという、今年八十七歳になるイラン人の男性は、
『絶対、お風呂には入らない』という信念を貫き続け、
もうかれこれ六十七年以上も、お風呂に入っていないそうなんですね。
潔癖症の方なら、話を聞いただけでも眩暈を起こしそうな状況ですが、
この度、テヘラン医科大学公衆衛生学部の研究者らによって、
この方の健康診断が実施され、その結果が世界中を驚かせているんですね。
というのもハジさんの体からは病気の原因となる細菌や寄生虫が一切発見されず、
さらには『極めて強力な免疫システムが形成された可能性もある』という事なんですね。
驚く事に彼は入浴しないばかりか、地面に掘った穴に住み、野生動物を食べ、
水たまりの水を飲み、動物の糞をタバコにして吸ってきたという猛者中の猛者なんですね。
超ナチュラリストとも言えるハジさんに対して、
周囲の人々はみんな彼に優しく接している事から、
現地行政当局は『あまり騒がず、できるかぎり放っておいてほしい』と訴えているそうですね。
コロナ禍になってからというもの、事あるごとに消毒を義務付けられてきましたが
『小まめな殺菌は抵抗する力を弱め、免疫力を落とす』という説もあるんですね。
さらに【長期間の酸素吸収低下】も免疫力を落とすと言われていて、
常にマスクを強要されている今の状態がそうですね。
そもそも
『ウイルスをマスクで感染予防』という事に疑問を呈している方もいらっしゃいますね。
そういう方に言わせると『マスクをしていれば【飛沫感染】は防げるが、
それは、ウイルス感染のパターンの中の数%は完全に防げるという事であって、
残りのパターンは全く防げない』という事のようですね。
そうしてみると、穿った見方をすれば、
『多くの人達が知ってる科学は、ある意味、新興宗教と同じ』と言えなくもないのかもしれませんね。
微笑亭さん太