飲めない話かどうか?
『子供をいつ産むべきか?』というのも、悩ましい問題のようですね。
「子供を産むタイミングって難しいわよね」
「そうそう。学生時代に妊娠したら【もってのほか】って言われちゃうでしょう?」
「かといって働き始めてから妊娠すると【職場放棄】って言われるし」
「落ち着いてきて、35歳過ぎてからの妊娠は【無責任】って言われちゃうから、どうすればいいのよ」
「もう子供は、桃から産まれるしかないわね」
子供を産む労力というのは、男性には計り知れないものがあるようですね。
出産という大変な大仕事を終えた奥さんが旦那さんに
「出産って大変よ。子供にみんな栄養を取られて、私今、体ボロボロになってるから」
「そうだよね。大変だよね。サケなら死んでるもんね」
奥さんの苦労を労ってはくれているんでしょうけど、
言われた奥さんは微妙だったそうですけどね。
英製薬会社ラインファーマが、人工妊娠中絶ができる経口薬について、
厚生労働省に製造販売の承認申請をする方針を固めたそうですね。
順調に審査が進めば一年以内に承認される見通しで、
そうなれば国内初の【飲む中絶薬】となり、
女性の心身への負担が少ない方法として期待されるとの事ですね。
中絶薬は、フランスで1988年に承認され、
すでに世界70ヶ国以上で使われているんですが、
日本では中絶に対する否定的な考えもあり、導入の議論が深まらず、
これまで認められてこなかったんですね。
同社による国内の治験では、
妊娠9週までの妊婦120人の93%が、24時間以内に中絶できたそうですね。
6割に腹痛や 嘔吐などの症状が見られたんですが、
ほとんどが軽度か中程度だったそうでして、
薬との因果関係があるとされた副作用は4割弱だったそうですから、
安全性にも大きな問題はなさそうですね。
日本の中絶件数は年間どのくらいあるのかというと、2020年に約14万件だったんですね。
国内の中絶はこれまで手術に限られ、金属製の器具で子宮の内容物をかき出す【掻爬法】、
管で吸い取る【吸引法】が用いられているんですが、
保険診療ではないため、費用は10万~20万円かかるんですね。
一方、中絶薬の海外での平均価格は約740円との事ですから、
赤ちゃんの命も随分と安上がりになっちゃうというわけですね・・・
喜ぶべき事なのかどうか、考えてしまいますね。
微笑亭さん太