延長なさいますか?
『後でやる』とか『ちょっと待って』って言うと、急にキレだすんだよ。
俺は『やらない』とは言ってないんだよ。
『後でちゃんとやるから、ちょっと待って』と言っているのに、どうして嫁さんはキレるんだろうな?」
こんな風に首を傾げる旦那さんは結構いらっしゃるんですね。
この手の旦那さんの発言に奥さんが怒る理由というのは、
【後で】とか【ちょっと】というのが、どのくらいの事なのかが判らないからなんですね。
頼んだ側の奥さんとしては、夫のいつだかハッキリしない『後でやる』に対し、
『私がやった方が早いかもしれない』という思いを抱くと同時に、
夫のやる気のなさを感じ取るんですね。
だとすれば、奥さんへの答えも、
先送り感満載の『後でやる』や『ちょっと待って』を封印すべきですね。
ですからこういったトラブルを避けるためには
『このニュース番組が終わったらやるよ』とか
『着替えたらやるから、ちょっと待って』などと、
具体的な時間の枠を提示するのがベストなんですね。
「絶対にやらなきゃいけない事はよく判っているんだけど、
ついつい先延ばしにしちゃうんだよね~」
こういうタイプの方はいらっしゃいますよね。
でも【先延ばし】というのは絶対に止めた方がいいようですね。
というのも、やるべきことを先延ばしにしていると、それを気にした状態がず~っと続き、
ノンストップでメンタルにストレスがかかり続けるんですね。
これは火炎放射器で不意に襲いかかってこられるような短期的なストレスではなく、
とろ火で煮込まれるような長期的ストレスがかかってくるんですね。
火炎放射器ストレスより、とろ火ストレスの方が精神疾患や心疾患になるリスクは格段に高いんですね。
「会社の仕事も、『明日やろう』って、つい先延ばしにしちゃうんだよね」
「判る判る。俺もそうだから」
「でも『明日やろう、明日やろう』って言ってると、
そのうち上司から『馬鹿やろう!』って言われちゃうんだよね」
もしも先延ばし事項を幾つも抱えてしまって、メンタル的にきついと思ってらっしゃる方は、
解決法のひとつとして『計画を立てる事』がいいようですね。
箇条書きでいいので、紙にやらなければならない事を羅列し、
それをスケジュールに落とし込んでみるんですね。
たとえそれが雑な計画であったとしても、驚く程ストレスが軽減するそうですから
試していただきたいですね。
「先延ばし癖でストレスがたまってしまう人は、計画を立てるといいそうだよ」
「でも計画を立てると、計画通りにものが進まないストレスで病んじゃうんだよ」
こういう方は、どうしたらいいんでしょうね?
微笑亭さん太