その言い換えは変化な?
その時やった行為を【やんちゃ】と言い換えてたりしますよね。
これ、平たく言えば【未成年時代の触法行為】なわけですが、
【やんちゃ】と言い換えるだけで、随分とマイルドな印象になってしまいますよね。
同じように、しばしば問題になるテレビの【やらせ】も【演出】と言い換えるだけで、
【許されない事】から【大いにすべき事】に変わってしまうわけです。
若干、やらかしちゃった感のある【できちゃった婚】という言葉も、
最近は【授かり婚】なんて言い換えてますから、完全に美化されてますよね。
ことわざに【物は言いよう】というのがありますが、
テレビや雑誌、ネットなどで目にするフレーズの中には、
ネガティブなイメージにつながりやすい言葉を、ポジティブなイメージになるように、
うまく言い換えているものも少なくないですよね。
一般人に『物は言いようだと思うフレーズは何ですか?』というアンケートを取ってみたところ、
一位は【デブ】を【ぽっちゃり】と言い換える、だったそうですね。
デブとぽっちゃりの境界線は、人それぞれでしょうが、
中には相撲取り並みに太ってても【ぽっちゃり】だと言い張ってる女の子もいます。
こういう子は【ぽっちゃり】じゃなくて【うっちゃり】なのかもしれませんね。
二位は、女性誌の読者モデルの肩書きにありがちなフレーズですが、
【無職】を【家事手伝い】と言い換える、ですね。
無職と書くと『何もしていない』と思われちゃうんですが、
家事手伝いと書くと『家を守っている』とか『家事を熱心に勉強している』という、
ポジティブなイメージになるんですね。
【無職】を【家事手伝い】と言い換えられるのは女性のみで、
男性の場合、【無職】は【無職】なんですね。
ただ、就職が出来ない事で鬱憤がたまり、腹いせに放火でもやってしまうと、
逮捕され報道された時に【火事手伝い】と書かれるかもしれませんけどね。
社会問題となっている無職の若者たちの【引きこもり】も
【自宅警備員】と言い換える事で、物凄く重要な役職についている響きがありますよね。
人の長所と短所は表裏一体みたいなところがありますが、
これも言葉を言い換える事によって、長所が短所に変わってしまうという事がありますね。
【いい人】というのは【おひとよし】という事になりますし、
【素直】というのは【騙されやすい】という事でもありますよ。
【実直】というのは【創造性がない】という事だったり【みんなに好かれる】というのは【八方美人】、
【元気なお子さん】というのは【このクソガキ!】って事を言ってる可能性もありますから、
額面通りには受け取れないですよね。
恋愛の形態でもそうですよ。
他人が妻子ある男性と恋に落ちれば【不倫】ですけど、
自分が妻子ある男性を好きになった場合は【ロマンス】といってたりしますよね、きっと。
微笑亭さん太