話し相手は四本足
犬を家族の一員としてどころか、家族以上の存在として扱っている飼い主の方もいるようですね。
犬の飼い主を対象としたイギリスの調査で、
『配偶者や恋人などの最も親しい人間のパートナーよりも、
犬の方が良い相談相手だと考えている』と考えている飼い主が
80%もいる事が明らかになったそうですね。
その大きな理由として
『犬は人間よりも聞き上手だから』という事らしいんですが・・・
単に喋れないだけではないんでしょうかね?
じゃあ飼い主は犬に対して何を話してるかという事なんですが、
調査によると約四分の一の飼い主は犬に【天気】や【着る服】、【仕事】【お金の悩み】など、
自分の【最も深くて暗い秘密】を犬に打ち明けていると回答しているんですね。
さらに【犬をどれだけ愛しているか】とか【留守番させる事を、どれだけ申し訳なく思っているか】
【人間のパートナーの愚痴】などを話していて、【近隣住人との確執】なんて事も
話しているそうですね。
「・・・ポチ、最近ね、ご近所の方々とうまくいってないのよ・・・よく言われるの、
『お宅の犬がうるさい』って・・・」
出かける前にオシャレをして、
【服が似合っているかどうか】を犬に聞いてる方もいるそうですが、
そういう方は犬と一緒に猫も飼った方がいいですよね。
「ねえ、タマ、ポチ、私のファッション、イケてるかな?」
「ニャ~」「ワン!」(似合わん)
即答してくれるでしょうね。
それだけ様々な事を犬に話している飼い主の方は、
犬が人間のように喋って会話する事ができたら、色々と聞きたい事が沢山あるでしょうね。
「ポチ、やっと喋る事ができるようになったのね。ポチ、好きな食べ物は何?」
「【ペディグリーチャム】ですね。
【ビタワン】より【ペディグリーチャム】の方が好きですね」
「そうなんだ。当人から好みが聞けて良かったわ。逆に嫌いな食べ物は?」
「嫌いな食べ物は・・・【夫婦喧嘩】ですね」
「あ~犬も食わないって言うもんね。ポチの尊敬する人は誰?」
「え~っと、【忠犬ハチ公】と【パトラッシュ】ですね」
「それは犬でしょう。人間で尊敬する人は?」
「ソフトバンクのお父さん」
「それも犬じゃない」
「じゃあ、ポチに悪いクセってある?」
「あります、あります。なぜか、歩いてると棒に当たっちゃうんですよ」
こんな楽しい会話ができるようになったら嬉しいでしょうね。
微笑亭さん太