蔓延する謎職業
一生懸命に仕事している姿は美しいものです。
難関大学を卒業しても、それとは全く関係のない仕事に就いてる方もいらっしゃいますよね。
東大進学率ナンバーワンの開成高校から東大法学部へ入り、
卒業した後、なぜかクリーニング屋をやってる方がいましてね。
「何で東大法学部を出て、クリーニング屋さんをやってるんですか?」
「それは、【職業洗濯の自由】ですから」
クリーニング屋のように業務内容が判りやすい職業がある一方、
何をしているのかが全く判らない職業もありますよね。
社会人五百人に【胡散臭いと思う職業】を聞いたところ、
一位になったのは【コンサルタント】だったそうですね。
コンサルタントというのは本来
『顧客が抱える何らかの課題を、解決する方策を提供する仕事をしている人』という事になりますが、
ほとんどが資格の要るものではないので、世の中には実に色んな
【○○コンサルタント】という人が溢れてますよね。
一般的な【経営コンサルタント】を始め【建設コンサルタント】【環境コンサルタント】
【選挙コンサルタント】【きものコンサルタント】・・・物凄く沢山あって
内容がよく判らないので、そのうちきっと、各コンサルタントの業務内容を説明する
【コンサルタントコンサルタント】が登場する日も近いでしょうね。
二位以下は【探偵】とか【占い師】、
【ハイパー・メディア・クリエイター】なんてのもランクインしてましてね。
ハイパー・メディア・クリエイターなんて、沢尻エリカさんの元夫しか浮かばないわけでして、
ひょっとしたら【一子相伝】の職業なのかもしれませんね。
五位には【キャンドル・アーティスト】なんて職業が入ってますが、
これも広末涼子さんの旦那さん以外には思いつかないですよね。
ただロウソクを使って、相手が身震いしながら恍惚の表情を浮かべて感動するという意味では
【SMの女王様】も、キャンドル・アーティストと言えるんじゃないですかね。
動画を定期的に投稿して、その広告収入を主な収入源としている
【ユーチューバー】なんてのもランクインしてますが、
ひと昔前では絶対にありえなかった職業ですよね。
高収入を得るためには、動画の再生回数を増やさなければいけないわけでして、
そのために、どんどんと動画の内容が過激になっていく人もいますね。
ついついやりすぎてしまって顰蹙を買い、【炎上】してしまう事もあります。
ですから最近は、
『この動画をアップしようかな・・・止めようかな・・・どうしようかな・・・』
なんて悩むユーチューバーも多いようですね。
こういう状態の事を彼らは【ユーチューブ不断】と呼んでるそうですけどもね。
微笑亭さん太