書けるが勝ち
インスタグラムといった物をやっていない人の方が少ないくらい、
SNSの普及率というのは大きなものになっています。
気軽に記事を投稿できるのは便利なんですが、
それが事件を招くような事もあります。
うっかりと不適切な投稿をしてしまったばかりに顰蹙を買い、
【炎上】してしまうなんて事はよくありますよね。
ある男性が自分のSNSに不適切な投稿をしたばかりに大炎上してしまい、
それが元で、同棲していた彼女にフラれてしまいましてね。
『家に帰ったら彼女からの【さようなら】と書かれた置手紙があり、
彼女に送った指輪と、部屋の合鍵も添えてありました。
身体中が震え、涙が止まりません。
僕にとっては彼女が全てでした。
SNSが憎いです。全てを奪ったSNSが憎いです』という失意の記事を
SNSに上げてたって話がありましてね・・・やはりSNSは止められないんでしょうね。
炎上してしまうような不適切な事を書いてはいけませんが、
【書く】という事自体は、とても良い事ですよね。
何となく心や頭がモヤモヤしてやる気が出ない時、
甘い物を満足するまで食べたり、カラオケでストレス発散したりする方も多いと思いますが、
ノートとペンを使った【ジャーナリング】というのを試してみるのも効果的なようですね。
ジャーナリングというのは『一定時間、頭に浮かぶ事を紙に向かってひたすら書く事』ですね。
紙にひたすら文字を書くだけで、本当に心のモヤモヤが解消されるのか、
疑問に思う人もいるでしょうが、ジャーナリングによって
様々な心理学的指数やストレス指数が改善する事が研究によって確認されているんですね。
その研究では失業者を対象に、
毎日二十分間のジャーナリングを五日間連続で実践させ、
その後八ヶ月間追跡調査を行なったんですね。
すると、同じような失業者で、ジャーナリングをしなかった人たちに比べて、
ジャーナリングをした人たちは、八ヶ月後の就職率が四十%も高かったんですね。
ジャーナリングをした失業者は、
大きなストレスや悩みで頭の中がモヤモヤしがちな就職活動を乗り切り、
見事に就職する事ができたというわけですね。
「ジャーナリングで文字を書いてた人は、就職に成功したんだね。
してなかった人は、何やってたんだろうね?」
「面接で【文字文字】してたよ」
ジャーナリングで自分の願望を書き続けると、実現するなんて事もあるでしょうね。
「私、ジャーナリングで
『痩せますように、痩せますように、痩せますように・・・』ってずっと書いてるんだけど、
ちっとも痩せないのよね」
なんてな事を言いながら、ケーキとシュークリームをお供に
ジャーナリングをしている方がいますが、これは所詮、無理な話ですよね。
微笑亭さん太