8年目の豊川小学校
落語もやったんですが、
一応生徒たちに落語を教える講師として行ってきました。
この小学校では数年前から、3年生の児童を対象として
【語りの授業】なるものが行われていて
子供たちに、地元に伝わる豊川の民話を
落語のスタイルで語らせるという
なかなかユニークな授業なんですね。
私はその落語口調を教えるという講師役という事で呼んでいただいています。
7年前に初めてお話をいただいて、
これで8年連続で講師をやらせてもらう事になりましたが、
毎回月イチくらいのペースで計2~3回ほど、
豊川小学校にお邪魔するというのがいつものパターンです。
昨年同様、今年もコロナ禍の中、またお話をいただけたのは嬉しい事です。
第1回目という事で、
高座の基本知識、そして『転失気』『元犬』を聞いてもらいましたが、
本当によく笑ってくれて、コロナ禍での高座の中では最高レベルのウケだと思いました(笑)
その後、サンプルとして
子供たちが高座で演じる事になる民話の中から『馬方弁天』という話をやりましたが、
少しでも子供たちの参考になればと思います。
次回伺う時には、
子供たちの高座を見てアドバイスという事になりますので、
失敗を恐れずに、練習を重ねてもらいたいと思います。
コロナで様々な公演が中止になり、落ち込む事ばかりですが、
子供たちの心の底からの笑い声に、私が元気づけられました。
豊川小学校の3年生たちには本当に感謝したいです。
豊川小学校の3年生諸君、
頑張ってくださいね!
微笑亭さん太