罪と罰
犯した罪と与えられる罰というのは、バランスの取れたものでないといけないですよね。
中には『その罪に対して、その罰はどうなの?』みたいな事もありますよね。
米カリフォルニア州では、【蝶をいじめたら罰金5万円】というのがありましてね。
もちろん生き物を虐待するのは良くないですが、アリを虫眼鏡で焼き殺したり、
カエルのお尻からストローを突っ込んで膨らませてる日本の小学生なんかは、
カリフォルニアなら即、死刑にされそうですよね。
そして判らないのは、【市内で核爆弾を爆発させたら罰金5万円】というのもあるんですね。
蝶をいじめるのと核爆弾が同じ金額というのは、どう考えてもバランスが取れてないですよね。
むしろ【5万円払ったら、核爆弾を爆発させてもいいんだ~】みたいな空気になりそうですよね。
日本では古来より、言う事を聞かない子供を物置に閉じ込めたり、
お尻を叩いたりというのが【体罰の様式美】みたくなっていますが、
以前アメリカで、言う事を聞かない子供の素行を正すため、
頭頂部がはげ上がったように見えるカットのお仕置きをジョージア州の理髪店が提案し、
賛否両論を巻き起こしてなんて事がありました。
頭頂部がはげ上がったようにカットされた子供の写真が、
フェイスブックにアップされたりしてましてね。
考えようによっては、微笑ましい感じのする罰ですが、
それが日本でも広まったら大変ですよね。
幼くして波平さんみたいになっちゃった子供が、至るところに現れましてね。
そんな子供がお父さんの頭を見て、
「お父さんも、何か悪い事をしたの?」
・・・【冤罪】というのは、こうして生まれていくんでしょうね。
日本の司法制度においても、
そういったヘアーカットの罰を正式に取り入れてみたらどうかと思いますね。
アメリカでは性犯罪者の住所などを公開してたりしますが、
そういった役割も果たせるんじゃないかと思いますよ。
例えば女性のパンツを盗んで捕まった人は【下着泥棒】と読めるようなカットで、
ずっと過ごさせればいいわけですよ。
一目見て周りの人たちにも丸判りですから、
かなりの再犯防止効果はあるんじゃないかと思いますね。
収賄で捕まった方には【賄賂歓迎】とか、
児童ポルノで捕まった方には【幼女大好き】とかにしたら、
一目瞭然で判りやすいですよね。
微笑亭さん太