晴天の性癖
ただ【個性】というと長所のような感じがありますが、
【性癖】というと、短所のようないかがわしい響きがありますよね。
性癖も個性の一つだと思うんですけどね。
誰しも性癖の一つや二つはあるものですから、決して恥ずかしいものではありません。
一口に【性癖】と言っても、極々ノーマルな人もいますし、大自然の中で縛り上げられ、
全身を洗濯バサミで挟まれ、口の中に苦い物を詰め込まれ、
お尻に唐辛子を塗られながら罵倒されるのが大好きという、
ほんの少しだけ変わった性癖の人もいますよね。
・・・時に『完全な変態』と呼ばれてしまう事もあるでしょうが。
他人の性癖を知るためには、幾つか質問をしてみるといいそうですね。
例えば『浮気性かどうかを知る質問』としては、
「たい焼きをどこから食べますか?」
なんて聞いてみるといいそうですね。
さりげない質問ですが、たい焼きをどこから食べるかによって、
その人の浮気度が判ってしまうんですね。
【頭から食べる】【尻尾から食べる】と答えた人は、
『浮気をしない一途なタイプ』だそうですね。
そして【背中から食べる】という人は、『バレなければOKというタイプ』で、
一番ヤバいのは【お腹から食べる】という人で、これは『浮気願望マックスなタイプ』だそうですね。
「お前って、たい焼きをどこから食べる?」
「真横から一口で食べる!」
こういう斜め上の回答は・・・判断に困りますね。
それから、
「お気に入りの花が枯れてしまったら、どうしますか?」
これは、失恋してしまった時に、その人がとる行動が判る質問なんですね。
【ハサミで切る】という人は『とんでもない行動を起こしかねない暴走タイプ』で、
【捨ててしまう】という人は『サッパリ忘れられるタイプ』で、
【ドライフラワーにする】という人は、『素直に受け止めるタイプ』で、
【水をあげてみる】という人は、『相手を引き止めるタイプ』だそうですね。
【花】が【恋人】を意味しているという事なんでしょうね。
「ねえねえ、あんたさ、お気に入りの花が枯れちゃったらどうする?」
「火で炙って食べる!」
・・・これは別れた相手を火葬するって事でしょうかね?
「別れた恋人から貰った縫いぐるみをどうしますか?」
この質問をしてみると、嫌いな人との付き合い方が判るそうですね。
【誰かにあげる】という人は、『どんな相手にも笑顔で接するタイプ』で、
【ゴミに出す人】は、『嫌いな人には近寄らないタイプ』で、
【売りに出す人】は、『打算的な人付き合いをするタイプ』で、
【燃やす人】は、『嫌いな人を徹底的に排除するタイプ』だそうですね。
別れた恋人からの貰い物だからこそ、その人の本性が出てしまうんでしょうね。
「ねえねえ、あんたさ、別れた恋人から貰った縫いぐるみって、どうしてる?」
「いつも、一緒に火葬に出してあげてる」
・・・やはり別れた相手は助からないようですね。
微笑亭さん太