神一重な出来事
果たしてどのくらいなのかと言うと、アメリカ人医師が提唱した
『人間の魂の重さは21グラムである』という有名な説があります。
その真偽はともかく、
判りやすく言うと『崎陽軒のシウマイ一個半』と同じ重さであり、
『ファミチキの四分の一』とも同じなんですね。
という事は『ファミチキは人命より重い』という結論になるわけでして、
今後ファミリーマートでチキンを買う時には、感慨深いものを感じるでしょうね。
神信心は大切だと言いますが、
中には様々な宗教を渡り歩いてるような方も、いらっしゃるようですね。
「お前、色んな宗教に入信しては辞めてを繰り返してるんだって?」
「そうなんだよ。数えきれないくらい、入っては辞めてを繰り返してるね」
「そんな事してると、そのうち天罰が下るぞ」
「そう思うだろ?どこの宗教も、入る時は大歓迎で、
辞めると言うと『あなたは必ず不幸になる!』って脅されるんだよ。
ところが別の宗教に入ると、そこの信者が『あなたの罪は消えた』って言ってくれるから、
全く問題ないよ」
そんなものなのかも知れませんね。
宗教関連には、よく【予言者】というのが登場しますが、
預言者で有名な人と言えば【ノストラダムス】ですよね。
日本では『1999年の7月に世界が滅亡する』という予言が
まことしやかに言われていましたが、とりあえずまだ、人類は滅んでませんよね。
ノストラダムス以外にも有名な預言者というのは存在していて、
フィレンツェの人である【ドナッテロ・ディカニ】という方がいるんですね。
「ドナッテロ・ディカニって人は、色んな事を言ってるみたいだね」
「そうなんだ。ズバズバ当ててるからね。
『演算構成の怠惰な設計が引き起こす特殊装置の連続的障害』なんて予言がある」
「何だい、それは?」
「【2000年問題】に決まってるじゃないか」
「あ~あったね、そんな事」
「『天空の膜は破れ、氷海が消える』という予言は
【オゾン層の破壊と地球温暖化】を示してるんだね」
「まあ、そう解釈できない事もないけど」
「他にも『二羽の大鷲が巨大な塔に激突して、あり得ぬ程の数の火消し人が殉ずる』なんて予言は【9・11の同時多発テロ】の事だね」
「なるほど」
「極めつけは、
『女はあらゆる道具で叩き、朝な夕なに、かく叫ぶだろう。出でよ、移れよ』というのがある」
「それは何を予言してるの?」
「覚えてるだろ?【騒音おばさん】だよ」
信じるか信じないかはあなた次第みたいな話ではありますが、
この方の名前が『怒鳴ってろ』って言うくらいですから、
騒音おばさんには縁があるのかもしれませんね。
微笑亭さん太