寺院とくる高座
西照寺というお寺に行ってきました。
このお話は、先々月、
蒲郡クラシックホテルでの落語会に、お寺の奥様がおみえになっていて
そこでオファーをいただいたものです。
依頼内容というのが、
奥様が人の死に関する宗教的な話をお書きになり、
それを私に高座でやってもらえないかというものでした。
ごく短いお話で、長めの小噺程度ではあったのですが、
噺家さんでも作家さんでもない方がお書きになったものを高座にかけるというのは
私自身初めての体験でして、自分なりに少しアレンジはさせていただきましたが
何とか奥様の思いが伝わるようにと、檀家さんたちの前で高座に上がりました。
ご承知のように、緊急事態宣言が出ている最中で、
高座の方にも影響が出ているところですので、昨日の会もできるのかどうか心配でしたが、
何とか開催できて良かったです。
天気は今ひとつでしたが。
お客さんは20人ほどでしたが、
その小噺と『井戸の茶碗』をしっかり聞いて楽しんでくださっていたので
とりあえず、肩の荷が下りた感じでした。
微笑亭さん太