人生は、パンツーパンチ
空き巣を始めとする犯罪が減ったそうですが、
これから暖かくなってくると、女性の方は
【下着泥棒】などの性犯罪に巻き込まれないように注意しないといけませんよね。
2015年に日本の20代から60代の男女、1300人を対象に行われた調査で、
『あなたはパンツを履かずに外出した事がありますか?』という質問をしたところ
『ある』と答えた人は、僅か10%しかいなかったそうですね。
・・・何のために行われた調査かも判りませんし、
パンツを履かずに出かけた経験の持ち主が十人に一人いるというのも衝撃的ですが・・・
ただ『パンツを履かない』といっても『たまたまパンツを忘れてしまった』とか
『ノーパンで外出する事により性的興奮を得るため』といった事が理由だそうでして、
普段は履いている人が大半だそうですね。
・・・当たり前ですよね。
このように多くの人が当たり前に履いているパンツですが、
そもそも『なぜ人はパンツを履くのか?』という疑問を持つ方もいるようですね。
これにはさまざまな説があるようでして
『性器への摩擦を減らし保護する』とか
『外部から病原菌が侵入しないようにする』とか
『パンツで汚れを受け止めズボンが汚れないようにする』といった説ですね。
その中で特に有力なのは『単純に恥ずかしいから』というものでして、
むしろ医学的には『パンツを履かない方が良い』とか、
『パンツを履いてもあまり意味がない』という意見が多いんですね。
結局のところパンツを履くのは、
『性器が見えたら恥ずかしいから』という思いを無意識のうちに感じ、
履いている人が多いと考えられますが、
ではなぜ性器が見えたら恥ずかしいのかという疑問がわいてきます。
著名な人類学者の方によれば、
『恥ずかしいという価値観は文化によっても違いが出てくる』と仰ってましてね。
例えばミクロネシアのヤップ島という島では、女性は上半身裸、
つまり乳首を丸出しの状態で生活しているんですね。
普段乳首を隠している日本人にとって、この生活に違和感を感じると思いますが、
現地の女性たちは、上半身裸でいることを気にしていないんですね。
しかし彼女達にとって、
『足が見えている事』はとても恥ずかしいそうでして、
いつも足元まで隠れるような服を身に着けているんですね。
島の女性たちは、日本のJKのミニスカ姿を見たら卒倒してしまうくらい、
恥ずかしいと感じるわけですね。
つまり人間は、
『ここは見えていい』『ここは見えてはいけない』といったルールを、
それぞれの民族が独自に決めており、見えてはいけない物を見られる事によって
恥ずかしさを感じるわけですね。
日本では性器を見せる事は、どの場所でもタブーとされています。
タブーとされているからこそ、見られたら恥ずかしいと感じ、
恥ずかしいと感じるからパンツを履いているわけですね。
「不思議なのはさ、女の子たちは水着なら堂々と見せるのに、
下着は見せないのはどういう概念の違いなんだろうな?」
「まあ、堂々としてる水着より、普段か隠していて一ミリ見える下着の方が
一万倍ロマンがあるからじゃないの?」
「なるほど・・・これからは、マスクで隠れた口元が露わになった時、
興奮する世の中になっていくのかな?」
コロナがもたらすそんな時代が、やってくるかもしれませんね。
微笑亭さん太