禁じられた遊び?
「遊んでばかりいないで、ちゃんと勉強しなさい」
そう言われると、その時点で勉強しようと思ってた気持ちがあったにしても、
やる気がなくなってしまったという経験の持ち主は多いんじゃないかと思います。
逆に『遊んじゃダメ!』と言われると、遊びたくなるという感覚もありますよね。
このように『あれはダメ!』と言われると、
むしろやりたくなる心理現象の事を【カリギュラ効果】と言うそうですが、
「やっちゃダメって言われると、逆にやりたくなるよね」
「確かに。『上司を橋から突き落として、魚の餌にしてはいけません』と言われると、
突き落としたくなるもんね」
その程度ならいいですが・・・いや、よくないですね・・・世の中には、
『面白半分で絶対にやってはいけない事』というのが存在するようですね。
そんな中の一つに
『軽い物を【重たいよ】と言って投げ渡す行為』というのがありましてね。
本当は軽い物なのに【重たいよ】と言われると、渡される方は身構えて力んでしまいますが、
実際は軽いので、受けた相手は拍子抜けをして腰を痛めたり、
転んで大怪我をする危険があるんですね。
「軽い物を重いと言って渡されるのも迷惑だけど、その逆もあるよね」
「どういう事?」
「この間、軽い子だと思って付き合った女の子が、重い子で困ったんだよ」
まあ、こんなパターンもあるかもしれませんね。
それから、
『寝言に返事をする』というのも、絶対にやってはいけない事ですね。
寝言に返事をしたり会話をすると、相手の睡眠時の脳の休息を妨害してしまい、
その結果、睡眠不足や記憶力の低下、
さらには鬱病に繋がる危険があると言いますから侮れませんよね。
『寝言は寝てから言え』などと言いますが、
寝言への返事は、その人が起きてからにしなきゃいけないわけですね。
「ねえあなた、さっき居眠りしてた時、
『綾子、愛してるよ・・・』なんて寝言言ってたけど、綾子って誰?」
これは寝言を言ってた人が、返事できなくなるパターンですね。
あと『スマホを見ながら信号待ちをしている人の前で、
一歩を踏み出す』という行為もマズいですね。
スマホを見ながら信号待ちをしている人は、信号なんて見てはいません。
そのため視界に入る『斜め前の人の足の動き』に反応して、進みだしてしまいかねません。
その結果、車に轢かれてしまうなんて事になる恐れがありますからね。
ですからたまたま、
嫌いな人がスマホを見ながら信号待ちをしているところを見かけたとしても、
ある計画を胸に、気づかれないように斜め前に立つなんて事は
絶対にしてはダメですよね・・・絶対に。
微笑亭さん太