百獣の王公認のズボン
寂しさを紛らわすために猫を飼い始める方もいらっしゃいますよね。
「ノゾミ、あんた『猫飼いたい、猫飼いたい』って言ってたけど、その後、猫を飼い始めたの?」
「いや、やっぱり止めたわ」
「どうして?」
「知り合いの動物病院の先生に言われたのよ。
『いい?猫を飼うという事は、可愛いだけが取り柄で、
一切働かない病気持ちのワガママなヒモを養う事と同じだから。
養えるかどうか、よく考えてみてね』って。
それで飼うのをあきらめたのよ」
確かに生半可な気持ちで飼うと、猫も飼い主も両方不幸になりますからね。
ペットを飼うというのは、それなりの覚悟が必要という事になりますよね。
昨年はコロナの影響で、
休園を余儀なくされていたテーマパークや動物園、水族館は数多くありますが、
その中の一つに北海道札幌市にある、ふれあい体験型動物園
【ノースサファリサッポロ】という動物園がありましてね。
その動物園が『存続の危機にあるので助けてほしい』という事で、
クラウドファンディングで支援を募ったんですが、
その内容が話題になったという事がありました。
というのも、『ヘビの抜け殻のキーホルダー』ですとか
『ビーバーがかじった木で作ったコースター』
『ヘビの抜け殻・フクロウの羽根・ライオンの毛のいずれかが入った開運お守り』が、
最も安価な三千円のリターンとして用意されているんですね。
ヘビの抜け殻やフクロウの羽根は、ひょっとするとどこかで買えるかもしれませんが、
ライオンの毛は滅多に手に入らないでしょうから、動物園ならではの品物ですよね。
『ヘビの抜け殻のピアス』もあるそうですから、
彼女への誕生日プレゼントに送ってみたらいいんじゃないでしょうかね。
「誕生日おめでとう。これ、誕生日プレゼントだよ」
「ありがとう。・・・うわ~ピアスだ。でもこれ、変わったピアスだね」
「そう、ヘビの抜け殻のピアスなんだ・・・脱皮バースデー!」
そんな中で極めつけなのが、
ライオンが引っかいたという『ライオンのダメージジーンズ』というのがあって、
これが七万円だそうですね。
『猫の手も借りたい』どころか、ライオンの手を借りたわけですから凄い話ですよね。
コロナでダメージを受けた動物園が、
ダメージを受けたジーンズで稼ぐというのは皮肉な話ですよね。
ある動物園に、
大河ドラマの主役である明智光秀がやってきたって話がありましてね。
興味深げに色々な動物を見てご満悦だったんですが、
キリンの前まで来ると一段とテンションが上がって、
「お~!これがキリンか。近くで見たいので、もっとこちらへ参れ。こちらへ参れ!」
そう言っても、肝心のキリンは光秀に一瞥をくれただけで、
全く冷たい反応だったそうでして・・・これが『キリンがクール』というやつでしょうね。
↓明日です!
●2/20(土) 午後2時~
『一平寄席』
割烹一平(豊橋市松葉町2丁目29)
木戸銭¥3000(お食事・お飲み物付)
出演 微笑亭さん太
一平さんという割烹料理店にて隔月で行っている定期公演です。
ちゃんと感染対策をした上での開催ですので、安心してお越しいただければと思います。
美味しいお食事の後、落語を聞いていただきます。
要予約(0120-154-426)
微笑亭さん太