天才は忘れてないのにやってくる
絶対的な天賦の才を与えられた【天才】と呼ばれる人たちがいます。
我々一般人には、そういった天才への憧れといったものがありますが、
なれるものなら天才になってみたいですよね。
「天才を演じ続ければ、天才になる事ができるんだよ」
「ほう、それを言ったのは【ダリ】ですか?」
天才と言えば必ず名前があがるのが、スペインの画家【サルバドール・ダリ】です。
奇行の持ち主としても有名で、自分の講演会に、潜水服を着て登場した事がありましてね。
ところが酸素吸入がうまくいかなくて、死にかけたそうでして・・・そのまま死んでたら、
【画家】から【馬鹿】になっちゃうとこでしたよね。
画家で天才といえば、忘れてはならないのが【ピカソ】ですが、
やはり一般人とは物の見方、考え方が全く違うようですね。
ピカソの画風が理解できない一般人の方から、
「何故あなたは、見えているように描かないのですか?」
「見えているようにとは、どういう事ですか?」
逆に問われたその方は、自分の妻の写真を取り出して、
「ほら、こんな風にですよ。これは私の妻ですが」
「・・・これが、あなたの奥さんなんですか?
・・・へえ~、あなたの奥さんって、とても小さいんですね・・・それに、とても平面だ」
これはもう、【国が違う】という感じで、話にならないですよね。
やはり生まれて初めて口にした言葉が
『鉛筆をくれ』だった天才というのは、モノが違いますよね。
天才を語る時には欠かせないのが【アインシュタイン】ですが、
実は彼、他人に数学を教える事ができないそうですね。
というのも、アインシュタインは数学の問題を見ると、
途中の計算式をすっ飛ばして答えが判っちゃうらしいんですね。
だから【なぜ答えがそうなるのか】について、本人も判ってないそうですね。
・・・ひょっとしたら、説明するのが面倒臭かっただけかもしれませんけどね。
舌をペロッと出した有名な写真でも判る通り、
アインシュタインは、なかなか茶目っ気もあるようですね。
マスコミに戦争に関して意見を求められた時も、
「第二次世界大戦では原子爆弾が兵器として使われましたが、
第三次世界大戦が起こったら、どのような兵器が使われると思いますか?」
「第三次世界大戦については判りませんが、第四次大戦なら判ります。
【石】と【こん棒】でしょう」
おちょくるにも程がありますよね。
天才は集中力も凄いわけでして、
万有引力を発見した【ニュートン】は、考え込むと夢中になり、
懐中時計を卵と間違えてボイルしてしまうそうでして・・・これ一般人がやったら、
確実に病院に連れていかれるレベルでしょうね。
微笑亭さん太