一言とは思えない
などと仲間うちから言われる方が、時々いらっしゃいますよね。
そういうタイプの方というのは、
うっかり口をついて出た一言で、場が凍りついてしまったとか、
悪気なく発した言葉が、なぜか相手を怒らせてしまったなんて経験を山ほどしていたりします。
結局のところ、知らず知らずのうちに、相手を怒らせるような
【地雷】をよく踏んでしまうという事になるわけですね。
そういう方が発する言葉の特徴としては、
【だって】とか【でも】、【しかし】といった逆説の接続詞が多いというのが挙げられますね。
これは過剰な自己防衛の現れと言えるわけですが、
「何であんな事したのよ?」
「だって、あの時は・・・」
「言い訳は止めて!」
その言葉が相手を余計にイライラさせていることに気づいてないんですね。
「何で消費税値上げ反対の集会になんか参加したの?」
「デモ・・・」
使い方には気をつけるべきですね。
あと、プラスの話題に必ず自分を絡ませる一言を言う方なんてのもいます。
「この間の竹下君の企画、あれ良かったよね~」
「そうなんですよ。実はあの企画、私がアドバイスしたんですよ」
こういう風に、成功した企画や業績に必ず【私】を絡ませてくる人というのも、
周りを閉口させますよね。
「でもやはり、竹下君の努力の賜物じゃないかな。
彼、夜遅くまで残って企画を考えてたからね」
「ええ、その時、夜食のピザの出前を頼んだのが、何を隠そう、この私なんですよ」
ちょっとしたスキを見つけて絡んできますからね。
あと、ケンカを無限ループさせる一言を言う方なんてのもいます。
「ごめんね」
「反省しているならもういいよ」
「うん、本当にごめん」
「でもさあ、何でああなるわけ?」
「ごめんね」
「俺には理解できないよ。そもそもさあ・・・」
「だからさっきから謝ってるじゃない!」
こういうのは、男女の間でよくありがちです。
やはり女性には優しく接しないといけませんよね。
彼女が落ち込んでいたら、
「元気がないけど、どうかしたの?」
「うん、友達の麻美と一緒にフェイスクリームを買ったんだけど、
麻美はまだ半分しか使ってないのに、私は使いきっちゃったのよ」
「それは君が、生まれつき顔が大きいだけだろ?
小顔の彼女よりも、クリームを薄く塗るとか工夫すれば、同じペースで使えると思うよ」
なんてんでフォローしてあげる事が大切ですよね。
微笑亭さん太