関西人のサガ?
少しでも安く購入したいと思うのは、当たり前の事ですよね。
家電量販店などを始めとするお店でよく見かける
『他店のほうが一円でも安ければお知らせください、そこまで値下げします』
てな事が書かれている貼り紙がありますよね。
これ普通に解釈すれば
『お客さんの事を考えて、安く売ろうとしてくれるなんて、
親切なお店だな~』なんて思ってしまいますけど、実は全く違うそうですね。
これは『いくら値引きしても、ウチから客は奪えんぞ!』という、
競合他社への脅しであり、それにより【価格の吊り上げ】を狙ってるという話ですが・・・
それは本当なんでしょうかね?
「兄ちゃん、もう少し負けてえな~。ええやろ?」
いわゆる【大阪のおばちゃん】と呼ばれるご婦人方というのは、
物を買う際に『定価で買うのは恥』と思ってらっしゃるようで、
必ず店員さんに値引きを要求されますよね。
また関西人の方々というのは『ツッコまなければ負け』とでも思ってらっしゃるのか、
何かあったら即行でツッコまれますよね。
飛行機の離陸時のアナウンスをする際、CAさんが間違えて
「皆様、着陸いたします」
と言っちゃったんですね。
それに対してお客さんが『早っ!』『上がってへんやん!』『秒で着いたがな!』
などの声が脊髄反射の速度で上がりましてね・・・
さすが、大阪伊丹空港発の飛行機内だな~と感心したって話がありましてね。
「この間、駅で困ってる様子の外人さんを見かけたので、
『May I help you ? Where are you going ?』って、英語で話しかけてみたんだよ」
「あ~お前は、英語得意だもんな」
「そうしたらその外人さんに、
『ちゃうねん、ちゃうねん。別に、日本語では困っとるわけやないけど、
財布落としてもうてん。 でも、ありがとうな!』って言われたんだよ」
流暢な日本語を話す外国人の方はいるでしょうが、
それが関西弁だと違和感が半端ないですよね。
関西で開かれたあるイベントで、
そのイベント会場の貼り紙が話題になったという事がありましてね。
どういう貼り紙かと言うと、感電している人の救出方法として
『被災者を電気が流れている部分から引きはがすには、
自分が被災者に触れ続け感電しないために、
出来るだけ勢いをつけてドロップキックをする事』と書かれ、
感電している人にドロップキックをしているイラストが添えられてるんですね。
これは関西独特のノリなのかと思ったら、そうではなくマジなんだそうですね。
関西電気保安協会の職員の方に聞いてみると、
『理論上は自分が空中に浮いているので、救助する人が感電する事はないと思われ、
ある意味、正しい救助法と言える』との事なんですね。
「では、感電している人にドロップキックをして助けてもいいんですね?」
「ただ感電からは解放されるかもしれませんが、
ドロップキック自体による被害も大きいんとちゃいますか?」
ドロップキックされた人が
『なんでやね~ん!』と言いながら飛んでいく様が、目に浮かぶようですよね。
微笑亭さん太