必勝の法則
それなりのプロデュース力のような物が必要になりますよね。
魅力的に感じるPRをしていく事が大切です。
ある会社の面接試験で試験官が、
「あなたが使用している自転車を、他人が欲しがるようにPRしてください」
この問いに対して、
「私の自転車には鍵も付けてませんし、防犯登録もしてません」
と答えて一発合格した方がいるそうですけど、色んなアプローチの仕方があるもんですよね。
よく【自分の年齢=恋人いない歴】みたいな方がいらっしゃいますが、
そういう方は、セルフプロデュースが下手だという方が多いですよね。
そういう方は、自分を売れ筋商品に見立てて、異性がゲットしたくなるように工夫すれば、
素敵な恋人ができるという事につながるんじゃないでしょうかね。
消費者が商品を購入する時の心理プロセスモデルに、
【AIDMA(アイドマ)の法則】というのがありましてね。
ここでいう【AIDMA】とは、
【Attention(注意)】【Interest(関心)】【Desire(欲求)】
【Memory(記憶)】【Action(行動)】の、それぞれの頭文字を取ったものなんですね。
それを恋愛に応用するわけです。
まず【注意】ですが、相手の注意を引く事が大切です。
髪型やファッションのイメージチェンジをして注意を引く、
偶然を装って顔を合わせるチャンスを作るなど、
相手の『あれ?何かな?』といった注意を引くわけですね。
ですから、憧れの彼の気を引くために、
突然モヒカンにしてみるなんてのも、ひとつの手ですよね。
ただこの場合、注意を引くという意味では大正解なんですが、
トータル的には明らかに間違いですよね。
そして次が【関心】ですが、【注意】を【関心】に繋げるには、
『自分と関係がありそう』と思ってもらう事が近道なんですね。
仕事でも趣味でも『私も手伝えるよ』とか『私も知ってるよ』などと言って、
相手が『そうなんだ~』と関心を持ってくれるようにするのが効果的ですね。
具体的には、彼が振り込め詐欺をやってたら
『銀行に引き出しに行くよ~』とか言ってあげればいいわけですね。
三番目は【欲求】ですが、相手に自分を『欲しい!』と思わせる事ですね。
欲しいという感情が刺激されるのは、メリットがあるとわかった時ですから、
『私と一緒にいると仕事がスムーズにいくよ』とか、
『イラッとした時には、いつでもサンドバッグ代わりになるよ~』などのメリットを伝えて、
『いいな~。一緒にいたいな』と思わせる事ですね。
【注意】【関心】【欲求】を繰り返しインプットするのが、四番目の【記憶】ですね。
楽しい事や嬉しい事も、一度ではインパクトが弱いです。
ですから、繰り返し自分の印象や行動を刷り込んで、強く記憶してもらう事がポイントですね。
彼の寝ている寝室に忍び込んで、
毎夜耳元で『楽しかったよね』と囁くなんてのもいいんじゃないでしょうか。
自分の存在や価値を、相手の記憶に刷り込むことができたら、あとは五番目の【行動】です。
『いいな~、一緒にいたいな~』という欲求があり、
それが繰り返し記憶されても、機会がなければ行動に移せません。
ですから電話やメールなど、直接の行動に繋がるチャンスをたくさん作る事が大切ですね。
彼がふと自分の携帯を見たら、あなたからの着信が八十五件、
メールが二百三十五通入ってたら、きっと誠意が通じると思いますね。
確実に彼の気持ちを、警察官が伝えに来てくれるはずですから、頑張っていただきたいですよね。
微笑亭さん太