奇跡体犬!ワンビリバボー
『この113年間で、今年の夏が一番暑い』と発表したようですね。
…暑いわけですね。
猛暑の被害を受けるのは人間だけではないようでして、
この暑さで、熱中症にかかる犬が急増してるそうですね。
例年の2倍以上の犬が運ばれている動物病院があったりする他、
路上で死んでしまう犬も続出しており、
『リアル犬死』という事になっちゃってるわけですね。
犬はほとんど汗をかけないため、
息を吐き出して体温調節をするそうですが、
炎天下で体温が急激に上がれば、意識障害を起こして
死に至る可能性もあるそうですから可哀想ですよね。
中でも、『短頭種』と言われる、
パグやブルドッグといった犬は、鼻が低く気道が狭いため、
他の犬に比べて非常に危険性が高いそうですね。
人気のある犬種のひとつに、
『フレンチブルドッグ』というのがいますが、
名前の雰囲気的に、何か美味しそうな名前ですよね。
『欧風のファーストフード』みたいな感じで、
コクがあって濃厚な、絶品ソースがかかってそうな気がします。
…『ブルドック』だけに。
犬というのは嬉しい時に尻尾を振りますが、
実はそうじゃない時にも振る事があるそうですね。
例えば、くつろいでいても飼い主に名前を呼ばれたら、
愛想よくしっぽを振るなんて事があるんですが、
これはいわゆる、『空気を読んで振っている』そうでして、
「…うん?名前呼ばれたから、とりあえず振っておこうか~」
みたいな感じで、
『名前を呼ばれた時の政治家の笑顔』と相通じるものがありますよね。
しかし、人間でもKYな人はいっぱいいるのに、
犬というのは凄いですよね。
以前、イタリアの学者が発表した説なんですが、
感情を右脳左脳のどちらで捉えるかによって、
犬の尻尾の振りが違うというものがあったそうですね。
マイナス感情が働いている時には右脳が優勢なので、左に尻尾を振り、
プラス感情の時には左脳が優勢なので右に振るのだそうです。
だから、『今尻尾を振っている犬はどっちなんだろう?』と、
近づいて観察しているうちにガブッとやられて、
『ああ、機嫌が悪かったんだな』って事が判るわけですね。
人間には尻尾がありませんが、なぜ無いのか伺ってみましたら、
『尻尾が切れるほど、振りまくった人だけが生き残ったから』だそうでして…
確かに、そうなのかもしれませんね。
微笑亭さん太