欲しがりません、札までは
無駄な出費は極力控えた方が賢明ですよね。
「このまま今の会社に留まるべきか、
スパッと辞めて、自分の本当にしたい事業を興すべきか、悩んでるんだよね」
「そうか・・・じゃあさ、もし今ここに、
【千円で二十%当たる占い師】と【三千円で六十%当たる占い師】がいるとして、
どちらに将来を占ってもらう?」
「そりゃあ、【千円で二十%当たる占い師】だよ」
「どうして?」
「とりあえず占ってもらって、言われたのと反対の事をすればいいから」
こういう機転のきく方は、事業を興しても、きっと成功するんでしょうね。
通貨や紙幣というのは、流通してナンボみたいなところはあるわけでして、
物が買える価値があっても、使われなかったら意味がないわけですね。
2000年7月に誕生し、今年で20年目を迎える【2千円札】ですが、
ほとんど流通してない印象がありますよね。
2千円札は、2003年度までに計8億8千万枚発行されているんですが、
それ以降は印刷されてないんだそうですね。
以前は、お店や銀行などでたまに見かける事もありましたが、今はほとんど見かけなくなり、
事によったら、2千円札より【偽札】の方が
見かける可能性が高いんじゃないかと言われてるくらいですね。
これだけ流通していない原因というのはズバリ、【使いにくいお札だから】という事に尽きますね。
スーパーなどでは間違いを防ぐために【店頭では2千円札を使わない事】という
、社内規定が存在するところもあるようですね。
【中に収める紙幣の枚数を抑える事ができるから】という理由で、
比較的よく2千円札を見かける事ができたコンビニのATMでも、
今は2千円札が優先して出てくる設定にはしてないようですね。
こんなに嫌われてしまっている2千円札ですが、そもそも小渕内閣時代に、
西暦2千年を記念して、ノリで作っちゃった感のある代物です。
このままだと、政府が同じ過ちをする可能性がありますから、
980年後に【3千円札】を作らせないよう、今から気をつけなくちゃいけませんよね。
多くの人に使ってもらうためにも、今後新しいお札を作る場合には、
もう少し魅力的なお札を作ってほしいですよね。
例えばお札に金額が記されていなくて、
使われた時に受け取った人がお札をこすると金額が出てくる【スクラッチ札】とかね。
「しまった~!さっき、チロルチョコ買った時に払ったお札、一万円だったのか~!」
後から気付くわけですから、かなりのスリルですよ。
あと、ティッシュで作られた【ティッシュ札】とかね。
死ぬまでに一度はやってみたい、【お札で鼻をかむ】という行動が、
自然な流れで出来ちゃいますよね。
薄く削られたカツオブシで作った、【カツオブシ札】なんてのもありますよ。
そうなったら、お札を加えたドラ猫を追っかける【サザエさん】も、
かなりのマジモード追っかける事になるでしょうね。
微笑亭さん太