みんなでやれば怖くない
選挙前には学歴詐称疑惑なんというのが取り沙汰されてましたよね。
彼女が卒業したとされているカイロ大学を、
実は卒業していないのではないかという疑惑ですが、
その最中にカイロ大学が『小池百合子氏が一九七六年十月に
カイロ大学文学部社会学科を卒業した事を証明する』との声明を出しましてね。
事は一件落着をしたという形になったわけですが、
これがいわゆる『待てばカイロの日和あり』というやつでしょうね。
パラオというと、
ミクロネシアのカロリン諸島西端の小群島からなる共和国ですが、
第二次大戦まで日本の委任統治領として南洋庁が置かれ、
日本人が多く住んでいた事もあり、日本語がパラオ語になった言葉が沢山ありましてね。
例えば日本語の【問題】はパラオ語で【モンダイ】、
【習慣】は【シューカン】と、そのままなんですね。
他にも【もしもし】は【モシモシ】、【電話】は【デンワ】、
【電気】は【デンキ】と、予想以上に日本語が通じる感じですよね。
そのままではなく、少しひねってある物もあり、
【優しい】は【ヤサスィー】、【暑い】は【アチュイネ】と口語体みたくなってるんですね。
ひねってあるレベルが上がってくると【美味しい】が【アジダイジョーブ】だとか
【ビールを飲む】が【ツカレナオース】、そして【ブラジャー】が【チチバンド】などという、
もはや大喜利レベルのパラオ語が存在するそうでして、
日本が海を隔てた国の言語に大きな影響を与えている事が実感できますよね。
感染拡大を防ぐため、日本だけではなく、
世界各国の大学がオンラインでの授業を行っていたりしますが、
オンラインが故のトラブルというのも起こっているようですね。
韓国でも多くのがオンラインでの授業や試験を行っている中、
一部の大学で学生の集団カンニングが発覚したなんて事がありましてね。
この大規模なカンニングは、西部仁川の仁荷大で発覚したんですが、
オンラインで行われた中間試験などを受けた医学部の一、二年生、
計百九人のうち九十一人が不正を行ったそうでしてね。
監視の目が届かないことを悪用し、一ヶ所に集まって問題を解いたり、
電話やSNSを通じて答えを教え合ったりしていたといいますから、
これはもう【カンニングクラスター】みたいなもんですよね。
「百九人のうち九十一人が不正を行ったという事は、八割以上がカンニングしてたって事だね」
「後の二割は替え玉だったらしいよ」
こうなるとカンニングしなかった子がいじめられるレベルの話ですが、
そもそもオンラインで試験を行う事自体がどうなんだという話もありますよね。
「百九人のうち九十一人が不正を行った事により、
後の十八人が試験で合格点をもらったみたいだよ」
「あ~やっぱりカンニングをしなかった事が合格点の理由だね」
「いや理由は『カンニングがバレなかったから』という事らしいよ」
全員がやってた可能性も否定できないところですよね。
微笑亭さん太