道との遭遇
犯罪も増えてくる傾向にありますから、気をつけていただきたいですね。
特に女性が夜道を歩く時というのは細心の注意を払っていただきたいです。
夜道を歩いていて『誰かにつけられてる気がする』と思ったら、
まず歩く速さを少し上げてください。
その人が同じように速さを上げたら、自分に追いつこうとしているわけですから、
つけられてる疑いは濃厚ですね。
また少し速めたら、向こうも速めて、
歩きながら六方を踏んだら、向こうも六方を踏んでたら、
これはもう確実につけられてますね。
次に角を曲がるといいですね。
つけているのなら、同じように曲がってきます。
右に曲がって、さらに右、右、右と曲がれば、
同じところに戻ってきますからね。
途中で判らなくなっても『あれ?・・・すみません、私って何回曲がりました?』って
尾行者には聞かないようにしてください。
歩いてる途中で人に会ったら大声で挨拶をして、友達に見せかけるんですね。
そして人通りの多いところまで一緒に行ってもらえるか頼んでみるのも一つの手です。
つけられてる時は、家やアパートに帰ってはダメですね。
家を知られると、相手が後でまた来たり、家から出てくるまで待たれたり、
お誕生日にバラの花束を贈ってくれる可能性が出てしまいますからね。
つけられてる状況の時は、
フードのついた服を着ていたら、フードを内側にたくしこみ、
髪型がポニーテールやお団子頭にしていたら、歩きながら髪をほどく事が肝心ですね。
これは尾行者に対して
『あなたの好みの髪型にしてみたの、どう?』とか、そういう事ではありません。
束ねた髪やフードみたいに、後ろから持ちやすい部分を作らないという事ですね。
そこを捕まれる恐れがありますからね。
ですから理想としては、スキンヘッドのトップレスで歩いていただくのが理想とも言えますよね。
つけられてる時に、スマホを見ながら歩くのは厳禁ですね。
スクリーンの光で目が暗闇に慣れにくくなりまし、歩く速度も落ちてしまいますからね。
裏通りなどが続いて、なかなか逃げられない状況が続くようなら、
方向転換して尾行者を見るんですね。
服や身長、年齢などを正確に覚えておけば、後で警察への情報提供ができますからね。
おもむろにバッと振り返って、
「何日も洗ってないような黒いフードの服・・・ボロボロの紺色のジーンズ・・・
趣味の悪い帽子・・・あ、お兄ちゃん」
案外、身内だったりしましてね。
この振り返る事によって、
その人に『見えてるよ』という明確なメッセージを送る事ができるんですね。
後ろめたい事のある人は意外性に頼ろうとするところがありますので、
長くしっかりとしたアイコンタクトで、それを避けられるんですね。
彼らは『何をしようとしてるか判ってるわよ』という雰囲気を出す人を嫌うので、
その時は、肩を引き顎を引いて、自信を持っているように立つのが理想ですね。
お手本は、オードリーの春日さんでしょうかね。
もしも相手がこちらへ近づいてくるようなら、最低限の自己防衛も必要になってきます。
バッグを開けたらいつでも、スタンガンとサバイバルナイフが入ってますという方は
少ないと思いますので・・・いや、入ってたら捕まっちゃいますが・・・
カギを取り出し、先端の尖った部分が拳の指の間から出るようにして握っておくんですね。
いざとなったら、これが身を守る武器となるわけです。
カギが見当たらない場合には下っ腹に力を入れる事ですね。
そして拳を相手の前に突きだしてイッキに開くんですね。
「・・うわっ!クサっ!何これ?」
向こうがひるんだスキに逃げるという、
【にぎりっぺ】のひとつも会得しておいた方がいいですね。
微笑亭さん太