警戒なフットワーク
ある男性が百円ショップで包丁を買ったんですが、
夜、家に帰って箱から出してみると不良品だったようで、かなり刃こぼれしてたんですね。
これはいくら百円の商品といってもひどいなと思い、交換してもらおうと、
包丁だけを袋に入れてお店に向かったんですね。
お店に着くと、
閉店していたんですが、明かりが点いていたので裏口に回ってみたら、戸が開いたんですね。
袋に入れた包丁を持って入り『すみません、ちょっとこれ・・・』
刃こぼれした包丁を見せてると、従業員がそれを見て、
強盗と勘違いして悲鳴を上げたため、大騒ぎになっちゃったんですね。
すぐに誤解は解けたんですが、その方にとっては災難ですよね。
単に不良品を交換しに行っただけなのに、
物凄くDAISO(大層)な話になったという事ですね。
これからどんどん暖かくなっていくと、窓やドアなどを開け放つ事も増えると思いますが、
泥棒にはくれぐれも気をつけていただきたいですね。
空き巣狙いに遭わないためには『留守だという事が判らなくする』という事が重要なようですね。
ですから『旅行に行く時には、新聞は必ず止める』 とか
『家を出る時は、どこかの電気をつけておいてメーターを不在時と同じようにしない』、
『家の電話は留守番電話にしない』といったような工夫が必要ですね。
「俺の防犯対策はね、夜出かける時には、床にレゴを敷いておくんだ」
「レゴって、おもちゃのレゴブロック?何で?」
「万が一泥棒が侵入してきても、レゴを踏んづけたら
メチャメチャ痛くて心が折れて、何もする気がなくなっちゃうだろ?」
「レゴ踏んづけたくらいで?そうかな~?」
「そうだよ。昨日帰宅して、
自分で敷いたレゴを思いきり踏んづけた俺が言うんだから間違いないよ」
あの痛みは、実際に踏んづけた人にしか判らないようですね。
見るからに大豪邸といったお金持ちの家が狙われるのは当然ですが、
そうでない家も警戒を怠るべきではないですね。
「ウチは泥棒の心配はないよ。物凄くボロボロの家だから、盗みに入ろうなんて思わないから」
なんて笑ってた方が暫くすると、
「いや~まいったよ。ウチに入る奴なんて、いないと思ってたのにな~」
「えっ、泥棒に入られたの?」
「いや、あまりにボロいんで、廃墟だと思われて、
ひっきりなしにユーチューバーが動画を撮りに来るんだよ」
空き巣以外にも、迷惑な人たちは存在するようですね。
微笑亭さん太