キスに関する考察チュ~
『フレンチキス』と呼ばれるキスがありますよね。
日本人はフレンチキスの事を
『唇を触れる程度の軽いキス』だと思ってる方が多いんですが、
それは『ライトキス』の事なんですね。
本来の『フレンチ・キス』は、唇を触れ合うだけでなく、
互いに舌を相手の口腔内に挿入、舌を絡め合う濃厚なもののわけですよ。
キスと言えば恋愛には不可欠なものですが、このキスの語源なんですが、
英語で言う『キス』は『味わう』が語源で、
フランス語の『ベーゼ』は『口を開く』という言葉が語源になっていると言われてます。
日本でキスという言葉が使われ始めたのは、戦後の西洋文化流入からで、
それまでは『接吻』あるいは『口吸い』なんという、
非常に生々しい言葉が使われていたんですね。
そもそも、人間はどうしてキスをするようになったのかというと、
人類の祖先と言われている類人猿は、発情の合図として、
メスの排卵が近づくとお尻を赤く腫れ上がらせ、
妊娠の可能性をオスにアピールして誘惑していたのですが、
人が直立するようになり、お尻を見せることがなくなったので、
その役割が唇に移動したという事のようですね。
ですから唇を真っ赤に塗ってる方というのは、より動物に近いという事になりますよね。
本来、一対の動物同士はそれぞれの内臓器官を接合しようとする衝動があり、
内臓と皮膚をつなぐ場所である唇をくっつけ合うのは
ごく自然な行為だと話す専門家の方もいらっしゃるようです。
一口にキスと言っても色々な種類のキスがあるようで、
デートの間、キスを何回するか目標を決めて、数えながらする
『カウンティング・キス』なんてのがあるかと思うと、
絨毯で足を何度もこすって静電気を起こした後、唇を合わせる
『エレクトリック・キス』なんてのもあるようですね。
唇が触れた瞬間、体の中を電気が走る刺激が得られるという事らしいですが、
一歩間違うと『タラコ唇』が『焼きタラコ唇』になっちゃいますから
細心の注意が必要ですよね。
他にも、飴を相手に口移しで渡しながら行う『キャンディキス』ですとか、
キスに夢中になっている間に相手のポケットから物を盗む『あキス』、
重ねた唇が離れないように綴じてしまう『ホッチキス』、
一生懸命キスをしても、下手だったために彼女にフラれてしまう
『水泡にキス』なんてのもあるようですね。
キスには意外な効果があるようでして、普通のキスを一回すると、
3キロカロリーを消費するらしいんですが、舌を激しくからませてキスをすると、
顔面の39種類もの筋肉を使う事になるため、150キロカロリーものエネルギーを
消費する事になるそうですね。
ですから他の女の子とキスしているところを彼女に見つかった時でも、
「いや~、最近ちょっと太り気味だからさ、
この子にダイエットに協力してもらってたんだよね~」
なんて言い訳すれば、確実に彼女の往復ビンタをもらえるでしょうね。
微笑亭さん太