進化する事に意義がある
効率よく進化していく事があるというのは知られてますよね。
我々がよく目にするカタツムリにもそういう事がありまして、
カタツムリの殻は元々右巻きなんですが、左巻きに進化した種が存在するそうですね。
これは、右巻きを好んで食べる天敵のヘビのお陰だそうでして、
東南アジアや沖縄県の石垣島などに生息する『セダカヘビ』の仲間が、
右巻きを効率よく食べられる特殊な歯を持ってるもんですから、
そのうちカタツムリが『・・・右巻きって、ヤバくね?』と気がついたみたいなんですね。
実際、ヘビのいる地域といない地域で、左巻きが存在する割合を調べてみると、
本州や九州を含むヘビのいない地域では、生息するカタツムリ百四十一属のうち
左巻きは数%しかいなかったんですが、ヘビのいる地域では、
五十七属のうち二十%以上が左巻きだったんですね。
逆説的に言えば、ヘビのお陰で長生きできるようになったわけで、
『カタツムリ』とか『入院してるお爺ちゃん』なんてのは
天敵(点滴)のお陰で生かされてるんですね。
ですから、右利きの多い人間には、左巻きの方が食べにくいという事になったら、
エスカルゴがみんな左巻きになるって事もありえますよね。
そうなりますと、エスカルゴが売りのフレンチレストランなんかは、
凄く繁昌してたのが急に客足が途絶えるなんて事にもなりますよ。
『左うちわ』が『左前』になるなんて進化は嫌ですよね。
パンダと言えば、白黒の『ジャイアントパンダ』を指すわけですが、
元々は『レッサーパンダ』の事を指してたんですね。
発見されたのもレッサーパンダの方が早いし、レッサーパンダが大きくなると
ジャイアントパンダになると信じられていた時代もあったんですね。
つまり『本家・パンダ』はレッサーパンダなわけですよ。
その事をかつて、立ち上がってまで主張したレッサーパンダがいましたが、
世間は聞き入れてくれなくて、相変わらずのパンダ人気ですよ。
日本の動物園にもパンダがいますが、レンタルしてるわけですね。
レンタルするにあたっては莫大なお金を中国に払ってるわけですが、
パンダとはいえ『クマ』です。
もし万が一、飼育係のおじさんを襲ってしまったとしたら、
スタッフたちは『おじさん』を助けるのか『パンダ』を助けるのか、
非常に興味深い気がしますね。
パンダがあれほどの人気を集めるのは、
やはりあの『可愛いルックス』と『愛らしい仕草』ですよね。
もしもパンダが、目が三つあって、口からは常にドロドロとした液体を吐き続け、
女性が暴漢に襲われた時の悲鳴のような鳴き声を出す動物だったら、ちょっと引きますよね。
エサをやると、背中から五本の触手が伸びてエサを捕獲するような生態だったら、
絶対にお客さんは見に来ないですよね。
↓明日の告知です!!
●3/29(日) 午後2時~
『萬徳寺寄席』
岡崎・萬徳寺(東岡崎駅から徒歩5分) 木戸銭無料
出演 黄昏亭駄らく 微笑亭さん太 鶴橋減滅渡 竜宮亭無眠 南遊亭栄歌 川の家河太朗
何でもかんでも、
中止にすればいいってものではありません。
正しく感染予防をして、落語を楽しんでください!
高齢者の方々が楽しみにされている、
あらゆるイベントが中止になり、ガッカリ続きで、
認知症やロコモティブ症候群の危険性も高まってます。
コロナもさることながら、そちらの方も心配です。
体調に問題のない方は、是非お越しください!
微笑亭さん太