この国民性は、ドイツのだ?
大きな揉め事に発展するなんて事もありますよね。
『肩がぶつかった時、人はどのくらい確率で謝るか?』という実験を
世界各国で行い検証しようとしたんですね。
この実験を日本で行ったところ、実験者がわざとぶつかろうとしても、
日本人が凄まじい回避能力を見せて身をかわすため
『ジャパニーズは全員【ニンジャ】である』という結論に
達したという話がありましてね。
そういう噂話が独り歩きするせいもあるんでしょうが、
外国人が日本に来ると、ニンジャに会いたがる人が多いんですね。
「ニンジャは、どこにいるんですか?」
「彼らはスパイだから、民間人に化けてるんですよ」
こういう答え方をする日本人がいるので、
ニンジャに対する誤解が、どんどん広がっていくんでしょうね。
日本人というのは調和を重んじる気質が強いですから、
他人の顔色を伺ったり、空気を読む事を良しとする国民性がありますよね。
それに対して空気を読まない気質を持つのが【ドイツ人】だそうですね。
ドイツでは他人の感情よりも、規則や理屈を重んじる考え方が当たり前なんですね。
ドイツに住む日本人は、みんな驚かされるそうですが、
飲食店に入ると店員が、お客さんに対してコースターを投げてよこすそうでしてね。
日本のお店だったら一発レッドカードでクビみたいな行為ですが、
ドイツではこれが普通なんですね。
会社の会議の席でも、
ドイツ人は自分の名刺を相手に一枚ずつ手渡さずに、テーブルの上に投げるそうですから、
飲食店の店員がコースターを投げるくらい当たり前なんですね。
その投げ方はまるで手裏剣のようでして、
ニンジャがいるのは日本ではなく、ドイツなんじゃないかと思いますね。
大半のドイツ人のモットーは個人主義【自分中心主義】という事になります。
集団の和を重んじる社会ではないので、
忖度したり空気を読んだりする事が苦手なわけですね。
ドイツの学校や家庭でも、他人の感情に配慮するよりも、
自分の考えを率直かつ正直に述べる事の方が重視されるんですね。
ドイツ人の間に、他人の心を傷つけるような、
歯に衣を着せない発言を平気でする人が時々いるのは、そのせいのようですね。
「あなた方ドイツ人は、自分の事が最優先なんですか?」
「そう、他人の感情はジャーマニー(邪魔に)なる」
きっと、こう返されちゃうんでしょうね。
「日本人というのは、物事に白黒をつけるのが下手だよね」
「そうかな~。そんな事ないと思うよ」
試しに多数の日本人に『日本人は物事の白黒をつけるのが下手だと思いますか?』
というアンケートを取ったんですね。
その結果『下手だと思う』と答えた方が10%、『下手だと思わない』と答えた方が6%、
『どちらとも言えない』と答えた方が84%だったそうでして・・・
このアンケートの結果自体が、日本人の気質を物語ってますよね。
微笑亭さん太