男女の仲は、違い法権
十分に楽しんでらっしゃいますが、落語に興味のない人から見たら、
何とも理解できない事かもしれませんね。
大変に仲のいい母と娘が、
ファンであるアーティストのライブに何度も行く事が理解できないお父さんが、
「お前たちさ、何回同じライブに行くんだよ。
そんなに何回も行く必要ないでしょう?」
呆れて言うと、すかさず娘が、
「パパは、ママと付き合ってる時、『バイバ~イ』って別れても、
すぐに会いたくならなかったの?それと同じだよ」
「・・・・・・なるほど、判りやすい説明だな」
そう言ってお父さんは黙ったそうですけどね・・・なかなか賢い娘さんですよね。
「カナちゃん、ウチは母子家庭だから、小学校でイジメられたりする事ない?」
「あるよ。昨日もね、クラスの男子に
『お前んち、お父さんがいないんだって~?』って、
ニヤニヤしながら嫌味たっぷりに言われたの」
「そうなの!?ごめんね」
「ううん、大丈夫だよ。言い返してやったから」
「何て言ったの?」
「『確かにウチ、お父さんいないけど、ウチのお母さん、
仕事できて稼げるし、家事も出来るし、私の面倒もちゃ~んと見てくれるよ。
それに比べて君のとこは、両親二人体制でしか子育てできないの?』って言ってやったら、
黙ってどこかに行っちゃったよ」
これを【論破】って言うんでしょうね。
是非こういう子に育てたいですよね。
よく女性というのは【共感を求める生き物】だと言いますが、
恋人や奥さんから悩み相談をされた時、どう答えるべきか
返答に困る男性は結構いらっしゃいますよね。
「ウチの旦那に悩みを相談すると、必ず意見が合わなくてケンカになっちゃうのよね~」
「ウチもね、前はよくケンカしてたけど、今は全くしなくなったわ」
「へえ~。どうして?」
「旦那に悩みを話す時、【意見が欲しい時】は
『実は今、悩んでる事があってね・・・
あっ、これは意見のいるパターンのやつです』って言って、
【共感だけしてほしい時】は『実は今、悩んでる事があってね・・・
あっ、これは意見いらないので、聞いてほしいだけのやつで~す』って
前置きするようになったから」
こうしてもらえると、男性としては凄く助かるでしょうね。
元々男女が判り合うというのは、なかなか難しいものなんでしょうが、
ネットで【妻】と検索しようとすると、候補の上位に出てくるワードは
【妻 プレゼント】とか【妻 誕生日プレゼント】、【妻 喜ぶこと】なんだそうですね。
実に可愛いじゃありませんか。
じゃあという事で【夫】と検索しようとすると、候補の上位に出てくるワードは
【夫 嫌い】とか【夫 死ね】【夫 死んでほしい】だそうですね・・・
やはり、男と女の間には深くて暗い河があるんでしょうね。
微笑亭さん太