ポロリもあるよ
中には、失言にカテゴライズされるような事を
仰ってる方もいらっしゃいますね。
かの有名なアドルフ・ヒトラーは、
「私は間違っているが、世間はもっと間違っている」
と仰ってましてね。
自分が間違ってると公に認めちゃってるわけですから凄いですよね。
天才の代名詞とも言えるアインシュタイン博士は、戦争に関する発言で、
「兵役を指名された人の二%が戦争拒否を声明すれば、政府は無力となります。
なぜなら、どの国も、その二%を越える人を収容する刑務所のスペースがないからです」
これは彼らしい失言ですよね。
でもきっと、その通りなんでしょうが。
最近、薬物で捕まる芸能人が多いですが、そういう方々には、
「私は麻薬をしない。私が麻薬だ」
サルバドール・ダリのこの言葉を贈りたいですよね。
イタリアの偉大なサッカー選手のひとりに、
ロベルト・バッジョという方がいますが、
彼がアスリートのドーピングに関して発言してましてね。
ちょっとドキッとしますが、
「僕が知っているドーピングはただひとつ、【努力】だけだ」
これは素晴らしい言葉ですよね。
もちろん失言ではなく名言です。
日本が誇るスーパースター、矢沢永吉さんも、凄い事を仰ってますね。
「お前がどんだけ良い大学入って、どんだけ良い会社に就職しても、
お前が一生かかって稼ぐ額は、矢沢の二秒」
これはもう、矢沢さんじゃなきゃ言えませんし、
矢沢さんが言えば失言にはならない感じですよね。
一曲に限っては、矢沢さん並みのヒットを飛ばした
【大事ⅯANブラザーズバンド】のボーカル、立川俊介さんは、
「『それが大事』という曲を二十四年間歌ってたら、何が大事か判らなくなってしまった」
・・・それを言わない事が大事、みたいな発言ですよね。
一般の方々でも、
つい言ってしまった失言というのも色々あるんじゃないですかね。
ある女の子が友達から、あまりセンスの良くないアクセサリーをもらいましてね。
向こうが気を遣って、
「それ、もし気に入らなかったら、家で使ってね」
「うん、ありがとう、家で使うね」
これはもう本当に、本音が口をついて出てしまったという典型的なパターンの失言ですね。
かと思うと、夫の実家に行く際、
お土産に焼き豚を持っていった主婦の方がいましてね。
お義母さんの手料理をご馳走になって、帰り際にお義母さんから、
「何が一番美味しかった?」と聞かれて、
「焼き豚!」と、
ハキハキ答えてしまったって話がありましてね・・・
嫁姑問題というのは、こういうところからややこしくなっていくんでしょうね。
微笑亭さん太