カラOK
日本全国で夜な夜な、
数多くのカラオケが歌われている事でしょうね~。
歌が好きで、カラオケ大好きって方は多いと思いますが、
以前イギリスで、『最も重要と思いつつも、最も不快に感じる発明品は何か?』
という調査を行ったところ、
『24時間スポーツチャンネル』『ゲーム機』『携帯電話』などを抑えて、
見事1位に輝いたのが、この『カラオケ』なんですね。
『カラオケは10人歌いたい人がいれば、
その後ろには被害を受ける人が150人はいる』
というのが、その主な理由らしいですけどね。
確かに、カラオケは大好きだけど下手という、
『隠れジャイアン』みたいな方は結構いますよね。
そういう迷惑を避けたいためか、
最近は一人でカラオケに行く方も多いですよね。
「カラオケに一人で行くなんてありえないよ。みんなで楽しくやらないとね」
そういう方もいますが、みんなで行ったとしても、
他人が歌ってる間は、ひたすら次の自分の曲を探してて、
他人の歌は全く聞いてないって方がほとんどですから、
一人で行くのと何ら変わりがない気もしますけどね。
しかも会社の同僚なんかと一緒に行ったりすると、
気も使わなくちゃいけませんよね。
「こういうところで、いい年こいて、
アニソンとか絶叫する奴がいますよね?
そういう神経が判らないんですよ」
なんて言った途端に、
上司の入れた『機動戦士ガンダム』の前奏が始まったりなんかすると、
結構気まずい空気になったりしますよね。
音楽が必要なのは人間ばかりじゃありません。
以前、高松市の烏骨鶏の飼育農家が、
烏骨鶏にモーツァルトを聞かせたところ、
体も大きくなり、卵もよく産むようになったそうですね。
ちなみに、演歌は逆効果で大騒ぎしちゃってダメだったらしいですね。
演歌を聞いてると、
『・・・私、このまま
卵を生み続けるだけの人生でいいのかしら?』って
考え込んじゃうからでしょうかね。
でも、モーツァルトを聞くと静かになったそうですね。
烏骨鶏にとってはモーツァルトの曲が、
『魔笛』のように響いたんでしょうかね。
微笑亭さん太