百点暗転
蒲郡信用金庫主催の年金受給者対象の落語会に出演するためです。
この落語会は
お正月と夏、年2回行われているんですが、
夏の会はこのところ、5月に行われています。
蒲郡、豊橋、岡崎、名古屋と、毎回4ヶ所で行われています。
蒲郡、豊橋、岡崎に続いて、昨日が4ヶ所目という事になります。
減滅渡さんとの二人会で、
私は『マニュアル世界』(さん太作)、ヘルさんは『鷺とり』でした。
お客さんは90人くらいおみえになりました。
この会を仕切っているのが、
天狗連の猫大好きセレブ・夢見亭初音さんです。
その初音さんが、ネタの事を尋ねてこられました。
「さん太は、ネタは創作?」
「はい、そうです。私が最初に出ますので」
「ヘルちゃんは何やるの?」
「【鷺とり】をやると仰ってました」
「えっ?そうなの?ヘルちゃんは、後から出るんでしょう?」
「ええ」
「後から出るのに、そうなんだ・・」
「・・・・・・初音さん、ネタの名前、【先取り】だと思ってません?」
「違うの?」
そして、そのヘルさんが【鷺とり】を熱演中に、
あろうことか会場の照明が点滅し始めるという大アクシデント!
消えるなら消えるで仕方ないんですが、
ついたり消えたりという最悪な状態で、
しかもそれを止める手段がないという事で、
さすがの百戦錬磨のヘルさんも、苦労してらっしゃいました。
とても気の毒でした。
下りてきたヘルさんに、
「いや~大変でしたね」
「何ゆうてんねん。こんなん、マクラのええネタになるがな」とニコニコ顔
さすが、転んでもタダ起きない人ですね。
微笑亭さん太