左寄りの考え方
首尾よく付き合う事になったら、
女性としては嬉しいですよね。
デートの時なんというのは
天にも昇るような心持ちで、少しでも彼との距離間を縮め、
より親しい関係性になりたいと思う女性がほとんどだと思います。
お茶をするにしても食事やお酒を飲むにしても、
その彼と同じテーブルに座る事になるわけですが、
そういう時には、男性の【左隣】に座るのがベストだそうですね。
そのメリットというのは幾つかあるようでして、
まず隣に座る事で、緊張を和らげる事ができますね。
男性の真正面に座った場合、相手の顔を直視しますから、
二人の目が合い、大変緊張しちゃうわけですね。
横に座れば、お互いを直視する事もなく、緊張が和らぎ、
リラックスした会話ができるという理屈ですね。
「洋子ちゃん、どうして君はいつも、
正面ではなく、ボクの隣に座るの?」
「だって・・・正面に座ると目が合って緊張しちゃうから・・・」
「そうか。君って案外、ウブなんだね」
なんてんで喜んでたりしましてね。
デートが済んで彼女と別れた後、
財布が無くなってる事に気づきましてね・・・
確かに隣の方がスリやすいですよね。
心理学では人の左側の顔が本音の顔、
右側の顔が建て前の顔であると言われていますから、
左隣に座ると、男性の左側の顔を観察できます。
ですから左隣に座る事で、男性の本音をすぐに
チェックすることができるというメリットもありますね。
あと左隣に座る事で、男性に守ってもらえるという事がありますね。
古来より男性は、利き手である右手で敵を倒し、左手で大切なものを守るため、
右側を自由にさせたがるという説がありましてね。
ですから女性に左隣に座ってもらった方が、
男性の方も落ち着くわけですね。
「いつも私を左側に座らせるのは、右手で敵を倒し、左手で私を守るためなの?」
「いや、俺、左利きなんだよ」
彼氏とのデートで食事に行き、回転寿司に入るなんて事もあるでしょう。
その時も、彼氏の左側に座るべきですね。
というのも、回転寿司は時計周りに回っていますから、
男性の左側に座れば、お皿を取ってもらえますからね。
「私、よく彼氏と二人で回転寿司に行くんだけど、
その時には必ず私を左側に座らせて、お皿を取ってくれるの」
「へえ~優しい彼氏なんだね。
私は彼氏の右側に座る方が多いかな」
「それじゃダメよ。ちゃんと彼氏の左側に座るようにしないと」
「まあ、どっちでも関係ないけどね。
いつも行くのは、回らない寿司屋だから」
これはもう、ぐうの音も出ないですね。
「ねえねえ、男の人からすると、
女の子には、自分の右側に座ってもらいたい?それとも左側?」
「そうだね・・・一番いいのは、【膝の上】かな」
まあ、男性の本音はそうなんでしょうね。
微笑亭さん太