差ほどでもある
人間『ギャップに弱い』という面がありますよね。
女性が男性を好きになるきっかけというのが、
そのギャップを見て胸キュンなんて事があるわけですね。
普段は生意気で不良っぽい男子が、
雨に濡れた捨て猫を可愛がってるのを見たりすると、
『あ・・いいかも』なんて、
彼女の目の中に星が輝いちゃったりするわけですね。
有名な歴史上の人物たちにも、
そういったギャップがあったら面白いですよね。
伝えられているイメージと実像が、全く違うなんて事があったりしてね。
個性的で激しい性格で知られる『織田信長』も、
本当は気弱で良い人だったかも知れませんね。
秀吉が草履を温めようと懐の中に入れてみると、
既に温かいもんですから、どうしてかな~と思ったら、
秀吉がそういう行動を取るだろうと予想して、
冷たくないようにと信長自身が懐で温めてたりしてね。
比叡山延暦寺の焼き討ちも、キャラを守るために泣く泣くやったりとか、
『本能寺の変』の時には、光秀が襲いやすいように、
わざと警備を手薄にしておいてくれてたりするんですね。
『石川啄木』も、実は凄いお金持ちで、
『働かず 働かずとも我が暮らし 楽し放題 じっと預金通帳見る』
なんてんで、字余りの歌を作ってましてね。
歌集のタイトルを見ると、『一億の砂』(一握の砂)なんて、
預金額をそのままタイトルに使ってたりするわけですよ。
発明の天才『エジソン』も、
「どうやって蓄音機を思いついたんですか?」と聞かれて、
「ええ、『誰にでもできる蓄音機の作り方』って本を見ましたから」
なんて答えちゃったりするんですね。
イエス・キリストに至っては、
バラエティ番組のお笑い芸人のネタを見て、
「めっちゃ面白~い!神~!!」
なんて喜んでたりするという・・こんな実像だったら、
ちょっと悲しいですよね。
微笑亭さん太