小市民寄席、空白の初日
年に一度の『天狗連祭り』とも言うべき2日間です。

毎年の事ながら、
開場時間の4時の時点では、長蛇の列。
一番乗りのお客さんに至っては、
午後5時からの寄席にもかかわらず、
12時半から並んでらっしゃいました。
天狗連のご贔屓さんは、良い席を取る事にかけては、
非常に貪欲です。

600名がキャパの豊橋公会堂に、
620名のお客さんが来て下さり、
そのほとんどの方が、最後まで席を立たずに聞いていかれたというのが、
豊橋という街の娯楽の無さ…いや、天狗連のお客さんの質の良さを
物語っているのではないでしょうか。
ありがたいものです。

自分の高座よりも気になっていたのが、
成田家虚生さんに台本を提供した『三河弁・時そば』でしたが、
さすがは三河弁落語の王者(と言っても競争相手はいないんですが)
大爆笑の連続で、私の心配は杞憂に終わりました。
私の方は、落語より先に『全体コント』で舞台に立ちました。
こちらも不安だらけだったのですが、
見事に不安は適中しました。
名前は伏せますが、私の出演しているコントで、
某若手メンバーの台詞がポ~ンと見事に飛んでしまい、
満員の公会堂の舞台上には、
『数秒間の白い原っぱ』が広がりました。
私もめちゃめちゃ焦りましたが、
何とか強引にストーリーを繋げて成立させました。
本当に、あの某若手には困りました。
…今日はちゃんと頼むよ、弾家喜苦君。
落語の方は、自作の『楽しい動物園』で臨みました。
マクラから本題まで満遍なく笑っていただいて、
小市民寄席のお客さんの優秀さは、今年も健在でした。
てるりんさん、こだまさん、はんどさん、
陽子さん、高橋ファミリークリニックのHさん、
差し入れやお花をありがとうございました。
心より感謝致します。
またロビーにて、
私のDVDやCDを買っていただいた多くの方々にも、
大変に感謝しております。
また今日も一日、頑張ります!
微笑亭さん太