動物並みの嗅覚で捜します
写真入りの場合は、自分の好きな物が写っているカレンダーがいいですよね。
動物の写真が入ったカレンダーは数多く売られていて、
中でも犬や猫のカレンダーは人気が高いですね。
ただ【犬のカレンダー】と【猫のカレンダー】を比べてみると、
猫のカレンダーの方が、圧倒的に売り上げが多いんだそうですね。
その理由として言われているのが、
愛犬家というのは【ウチの犬】が好きなんですが、
愛猫家というのは【猫という生き物全部】が好きだからという事らしいですね。
これは愛犬家、愛猫家の方にとっては、
非常に納得できる理由じゃないですかね。
愛犬家の方も愛猫家の方も、
我が子のように可愛がっているペットが逃げ出して行方不明になってしまったら、
これは心配で仕方がないですよね。
そういう行方不明なったペットを見つけてくれる
【ペット探偵】という方々がいらっしゃいましてね。
ペット探偵は、行方不明になった動物の捜索依頼を受けて捜すわけですが、
依頼の八割は猫で、残りの二割が犬なんですが、
ごくまれに、鳥やウサギ、フェレット、蛇、亀などを
捜してほしいという相談も来るそうですね。
猫の依頼が断トツに多い理由というのは、
やはり猫はすばしっこく、跳躍力もあり、
狭い隙間からでも逃げ出してしまうからですね。
逃げないように柵を作っても、それを飛び越えてしまうし、
網戸を上手に開ける猫もいて、逃げる確率が犬より高いんですが、
その代わり、捕まえやすいのは猫の方だそうですね。
というのも、犬は長距離に強く、
小型犬でも一晩で五キロ以上も移動するため、捜すのに時間がかかるんですね。
一方猫は長い距離を移動する事はなく、
半径一キロ圏内にとどまっている事が多いので、
近くで見つかるケースが多いんですね。
ただごくまれに、トラックの荷台に飛び乗ってしまい、
遠方まで行ってしまうケースもあるそうでして・・・
これが【クロネコヤマト】の始まりだそうですね。
仕事の依頼は電話で来る事がほとんどだそうですが、
深夜に電話がある事が結構多いそうですね。
飼い主の方は、昼間は仕事などで気を張っていたりするんですが、
夜になると急に不安になって眠れなくなって電話をしてくるようなんですね。
「こんな時間にすみませんが、ペットがいなくなったんです。
不安で眠れません」
「それはご心配でしょう。
猫ちゃんですか?ワンちゃんですか?」
「いえ、ヒツジです」
「えっ、ヒツジを飼われてるんですか?
何匹いなくなったんですか?」
「ヒツジが一匹、ヒツジが二匹、ヒツジが三匹・・」
話してるうちに依頼者が寝ちゃったりしましてね・・・
ある主婦から仕事依頼の電話が入りましてね。
「すみません、いなくなったペットを捜してもらいたいんですけど」
「はい、奥さん、判りました。
そのペットの情報を聞かせてください」
「いなくなったペットの年齢は、猫で言うと六歳です」
「・・・えっ?猫で言うと?」
「ヒゲを生やしているんですが、
何もできないくせにエサはよく食べるんですよ」
「はあ・・・」
「発情期でもないのに、他のメスと交尾をしたがるし、
夜になると活動が活発になって、深夜にならないと帰ってこないんですよ」
「・・・奥さん、そのペットの名前は【夫】と言うんではないですか?」
こんな依頼も来る可能性がありますよね。
↓今日です!
●4/20(土) 午後6時~
『犬山城下町寄席』
余遊亭(愛知県犬山市犬山東古券363−3) 木戸銭¥500
出演 シンポジウムR 微笑亭さん太 お好味家喜楽 古都家雄助
年に数回行われている定例公演です。
会場も、とても素敵なスペースですし
お客さんも激増しておりますので
是非ともお越しください。
微笑亭さん太