我思う、故に我アリ
一生懸命稽古している姿を見ると、
天狗連も『集団なんだな~』と実感します。
集団に入った時、人それぞれの性格が出ますよね。
怠けてばかりの、『ナマケモノ』のような人もいれば、
率先して仕事をする『働きアリ』のような人もいます。
『働きアリ』みたいな人ばかり集めたら、
仕事も随分はかどるだろうと思いがちなんですが、
実際の『働きアリ』を、
『よく働くアリ』と『ほとんど働かないアリ』に分けて、
それぞれの集団を作り直しても、一定の割合で、
『働き者』と『怠け者』に分かれるんだそうですね。
つまり『働きアリ』ばかりを集めても、
その中から自然と怠ける者が出てくるというわけですね。
『働きアリ』も疲れて休息するんですが、『働かないアリ』がいる方が、
集団全体で『誰も仕事をしなくなる時間』が減るんだそうです。
この事から、議場で居眠りしている国会議員というのも
『必要な存在』である事が判ったわけですね。
今回の選挙でも何割かは、そういう『必要な議員』が、
当選されるんでしょうね~。
そうなると一般の会社でも、職場の効率を上げるために
『働かない社員』というのを雇うようになりましてね。
どんなに忙しくても、わざと働かない社員なんですね。
忙しさを見るに見かねて手伝おうとすると、
「君、働いちゃダメだぞ!」なんてんで、
上司に怒られちゃったりするわけですね。
ず~っとお茶飲んで怠けていて、
時には重要書類をシュレッダーにかけちゃったりして、
適当に足を引っ張ったりすると、
職場の効率は随分上がるんじゃないですかね?
微笑亭さん太