10大発表
私の中での【2018年の10大ニュース】を発表したいと思います。
●第10位 中日寄席、大団円を迎える
毎月第1日曜日に名古屋の栄にある中日ビルで行われてきた中日寄席が
中日ビルの建て替えにともない、昨年始めに終了しました。
とてもモチベーションの高いお客さんがおみえになる寄席として有名でしたが、
こればかりは仕方ない事でした。
私も大変お世話になった、大好きな寄席でした。
●第9位 能楽堂にて初落語
一度、その舞台に上がってみたいと思っていた豊田市能楽堂で、
落語をやらせていただきました。
医療関係者の方々からのオファーで実現したものですが、
今年の高座の中で、最も印象に残っているもののひとつです。
想像以上に素敵な舞台でした。
●第8位 灼熱地獄となった富久有寄席
今年から豊橋の有楽町にある風情ある建物で始まった富久有寄席。
GWに初回をやり、第2回を8/5にやったのですが、
ゲストとして、池田の名人お二人、きさ馬さんと猿之助さんをお呼びしたのですが、
ご存知の通り、昨年の夏というのは想像を超えた猛暑でした。
38℃という気温の中、全くクーラーが効かず、
しかもフルパワーで使っていたら、途中でブレイカーが落ちるという
超緊急事態を迎えてしまいました。
名人お二人も汗だく、お客さんはグッタリという大変な寄席になってしまいました。
●第7位 氷柱との共演
猛暑絡みでもうひとつ。
昨年の7/24に、豊橋の羽田公民館に悪質商法の出前講座に行ったんですが、
ここの公民館というのが、クーラーのない古い建物でした。
ふと見ると高座の周りには、タライの中に何本も【氷柱】がそびえ立ってました。
【焼け石に水】という諺を実写化したような光景でしたが、
37℃の気温の中、氷柱が溶けゆく様子を見ながら、1時間の通し高座をやりました。
何度、気を失いかけた事か・・
●第6位 急遽のガマ
11/25に大垣での寄席に出演しました。
色物特集という事で落語は一切なし、私も漫談でトリを取る事に。
ところがその前に出られた方が、
ガマの油売りの口上をやる途中でネタが飛んでしまい
ほとんどやらずに降りられてしまいました。
お客さんに申し訳ない気持ちもありましたので、自分の漫談を終えた後、
急遽、ガマの油売りの口上をやりました。
本当に突然だったので、できるかどうか心配でしたが、
何年ぶりかでやった割には、何とか最後までやる事ができました。
●第5位 悪質商法の出前講座は好調
豊川市内限定で行っていた悪質商法の出前講座が
東三河広域連合という組織が出来たのをきっかけに
豊橋、新城、蒲郡、田原といった
東三河全域に伺える事になりました。
昨年の出前講座は83件でして、色々なところに伺わせていただきました。
皆さん、くれぐれも詐欺や悪質商法にはお気をつけください。
●第4位 ラジオ番組のパーソナリティ、1年半を超える
2016年4月からエフエムとよたにて始まった
【ラブィート演芸 楽市落語】という番組を担当させていただいてますが、
その番組が奇跡的に続いており(笑)2年10ヶ月目に入りました。
雷門幸福師匠と隔週での担当ですが、良い経験をさせていただいてます。
毎週日曜日の午後6時からでして(再放送は金曜日午後9時半から)
毎回、10分程度の落語もやっておりますので、
是非お聞きいただければと思います。
・・・打ち切りになる前に(笑)
次回の放送は1/6の午後6時からが、私の担当日となっています。
●第3位 小市民寄席、大入り満員!
昨年も、豊橋の【夏の風物詩】と言っても過言ではない
【小市民寄席】が2日公演で行われました。
両日で1150名のお客さんが来てくださり
寄席を盛り上げてくださいました。
また今年も当然の事ながら行われますので、
皆さん、お誘い合わせの上、お越しいただければと思います。
●第2位 高座数、記録更新
昨年の高座数が前年の307席から増えて
【313席】と、最高記録になりました。
我々は基本的にはオファーをいただかなければ高座に上がる事はできません。
それだけ請われて落語をやらせていただくというのは
感謝の一言に尽きます。
これ以上は増えないとは思いますが、
来年もできる限り頑張りたいと思います。
●第1位 台本コンクールにて、優秀賞受賞
今回の落語協会の台本コンクールにて優秀賞をいただきました。
しかも今回は最優秀賞が該当作無しでしたので、
順位的には1位という事になります。
これで、台本で賞をいただくのは10回目となりましたが、
3年前の最優秀賞、前々回の優秀賞、前回の最優秀賞に続いて優秀賞という事で
4年連続の上位入賞は、本当に嬉しかったです。
連続入賞はラッキーの一言に尽きますが、
来年も面白いネタを書きたいと思います。
今年も引き続き、
様々な高座に呼んでいただけたらな~と思います。
よろしくお願い致します。
微笑亭さん太