五年目
悪質商法の出前講座です。
この集会所には、5年前と一昨年に伺っていて、
これで3回目という事になりました。
ありがたい事です。
いつも一緒に回っている市役所スタッフの方の家がある町内という事で
35名くらい来られたお客さんのほとんどと、
コアなお知り合いという事だったと思います。
よく笑っていただけました。
昨日はかけもちでして、国府上町集会所での出前講座を終えた後、
同じく豊川市にある、豊川小学校に行ってきました。
落語もやったんですが、
一応生徒たちに落語を教える講師として行ってきました。
この小学校では数年前から、3年生の児童を対象として
【語りの授業】なるものが行われていて
子供たちに、地元に伝わる豊川の民話を
落語のスタイルで語らせるという
なかなかユニークな授業なんですね。
私はその落語口調を教えるという講師なんですが、
ちょっとした、先生気分ですよね。
4年前に初めてお話をいただいて、
これで5年連続で講師をやらせてもらう事になりましたが、
毎回月イチくらいのペースで計3回ほど、
豊川小学校にお邪魔するというのがいつものパターンです。
今年、またお話をいただけてのは嬉しい事です。
肝心の【授業】の方ですが、
落語の感覚を知ってもらうために
『転失気』と『元犬』を聞いてもらいました。
創作落語のイメージが強い微笑亭さん太が、
教科書通りに本寸法でやった古典2席を聞けるなんて
かなりレアな事なのかもしれません(笑)
物凄く笑ってくれたので、『あ、ひょっとして自分、古典落語でもイケるのかな?』と
勘違いさせてもらいました(笑)
その後、子供たちが実際に取り組む民話の中から
【馬方弁天】という、
豊川の山明寺に伝わる民話をチョイスして
落語化したものをやりました。
噺は5分程度ですが、興味津々で聞いてくれて
笑うべきところで笑ってくれたので
私としては非常にホッとしました。
次回は年明けに、
今度は子供たちの高座を見て、
具体的に指導するという事になりますので
生徒さんたちが、どう仕上げてくるのか
とても楽しみですね。
微笑亭さん太