相続落語
各務原市那加南福祉センターに行ってきました。
夏くらいに依頼があり
「相続に関する落語はできますか?」
「いえ、現時点では相続に関するネタはありませんが、
少しお時間をいただけるようなら相続落語を作りますが」
「では、12月に会がありますので、お願いできますか?」
そんな経緯でまとまったお話です。
お客さんは、ご近所にお住まいの高齢者の方ばかりで
60名くらいはみえていたのではないかと思います。
来年1月から40年ぶりに民法が改定され
配偶者居住権や特別寄与料などの、
相続に関する新しい権利やルールができる事などをからめマクラをふり、
この日のために作ったネタ、『採算妻子』をやりました。
1時間の通し高座でしたが、
終始よく笑っていただき、本当にやりやすかったです。
テーマ落語をやる時というのは、お客さんのウケもさることながら
依頼主の方の意図やイメージを汲み取り、
どのくらい具現化できてるかという事が最も気になりますが、
喜んでくださっていたようなので、肩の荷がおりました。
各務原というところは、
かつて無眠さんが住んでいた町ですので、
落語を聞く土壌が備わっている・・のかな?
微笑亭さん太