窓を開ければ
とてもエアコンなしでは寝られないという方も多いでしょうが、
冷房が苦手で、窓を開けて寝るなんて方もいらっしゃいます。
窓を開けると、どうしても騒音なんかが、気になったりしますよね。
騒音トラブルから事件に発展したりなんて事がありますが、
最近は保育園などの子供関連の施設を建設しようとすると
近所の住民から猛反対されるなんて事があるようですね。
昔は子供と言えば『子宝』と言って、
誰にとっても宝物だったわけですが、
最近は『子供の声がうるさい』という事で、
ご近所のトラブルになるという事が増えてきているそうですね。
保育園の建設に反対される方々も、要はそういう事です。
子供が減るという事は、
近隣関係も希薄化する要因にもなりますから悪循環ですよ。
学童保育所や児童館といった、子供が集まる施設では、
厳重な防音対策を講じるというのが、
最近の常識になりつつあるようですね。
壁の薄いアパートなんかで、
隣室に子供連れの家族がいたりなんかすると、
うるさいなんて事もありますよね。
ある男性の隣の部屋に、
小さな子供が3人もいる夫婦が越してきましてね。
『これはうるさくなるな~』と思ってたら、予想外に毎日静かなんですね。
不思議に思って、壁に耳をつけて
隣の音を聞いてみようとするんですが、物音ひとつしない。
これはひょっとして、何かあったんじゃないかと思って、
ベランダ越しに身を乗り出して隣の部屋を覗いてみたら、
家族5人が全員、こちら側の壁に耳をつけて
物音を聞こうとしてたって話がありましてね。
音というのは、
隣同士だけじゃなくて、上下にも響きますよね。
土曜日の夜になると、必ず上の部屋で麻雀が始まって、
そのジャラジャラという音が下の部屋に響いて
うるさくてかなわないなんて部屋がありましてね。
ですから、抗議の意味を込めて、
天井をほうきの柄でドンドンつっついたりするんですね。
「おい、麻雀牌の音が下に響いて迷惑かけてるんじゃないか?」
「大丈夫だよ。下の部屋の奴だって、何だかドンドンやってるから、お互い様だよ」
なんてんで、全く通じてなかったりしてね。
知らず知らずのうちに他人様に迷惑をかけないよう、
気をつけたいものですね~。
微笑亭さん太