箱から取り出す食料
トイレットペーパーのお世話になるわけですが、
今は色んな【おもしろトイレットペーパー】があるようですね。
魚のつく漢字に関する問題が延々プリントされている【魚漢字クイズペーパー】とか、
東海道の宿場の情報が書かれている【東海道五十三次ペーパー】とか、
富士山に関する情報が書かれている【富士山へ登ろうペーパー】とか色々ありましてね。
中で英語に興味のある人や、
受験生がトイレの中でも勉強ができるように英語が書かれた
【イングリッシュペーパー】なんてのがありましてね。
「このイングリッシュペーパーで英語を学ぶと、
海外に行った時、とても便利なんですよ」
「どうしてですか?」
「トイレで学んだ英語ですから、外国人にも、よく【通じる】んです」
春の時期、花粉症がひどくて、
ティッシュペーパーをグロス単位で買ってらっしゃる方もいるかもしれませんが、
そういう方々にとって、ティッシュペーパーは手放せない必需品ですよね。
ティッシュペーパーは、何かを拭き取るために使うものですが、
中には、それ以外の用途を試している方もいるようですね。
【鼻セレブ】などの商品で知られる王子ネピアが、
『ティッシュを食べないように』と注意を促す文書を
公式サイト上に掲載したんですね。
という事は『ティッシュペーパーを食べてる人がいる』という事の
裏付けでもあるわけですよね。
以前、バラエティ番組などで保湿ティッシュを取り上げ
『舐めると甘い』などと伝えられ、
興味本位でティッシュペーパーを舐めたり食べたりする人が出てきたため、
それを受けての対応らしいですね。
元々、保湿ティッシュを舐めると甘いという話は有名でして、
王子ネピアの【よくある質問】のページにも、
今回の文書と同じような注意文を以前から掲載していたようですね。
保湿ティッシュは保湿効果を持たせるために
【グリセリン】という薬品を使ってるんですが、
そのグリセリンが甘い香りや甘い味になってるんだそうですね。
そのフレーバーに魅かれてティッシュペーパーを口にして、
喉に詰まらせる事故が起こったりしては大変ですから、
転ばぬ先の杖的に、今回の掲載になってるわけですね。
「俺、ティッシュペーパーを、そのまま食べてるよ」
「え~!?ティッシュペーパーをそのまま食べてるの?
信じられない。醤油で煮ないと、とても食べられないよ」
もしもティッシュペーパーが食べられるという事になったら、
いざという時の非常食的な側面も担いそうな感じがしますよね。
「俺、給料日前になるとティッシュペーパーを普通に食べるよ」
「お前も貧乏な奴だな。
で、給料が出たら何を食べるんだ?」
「そりゃもちろん、いつもより高いティッシュペーパーを食べるよ」
完全に【メインティッシュ】というやつですね。
微笑亭さん太