ひょっとして、地球は虫の域?
動物や虫など様々な生き物が暮らしているわけですが、
中には嫌われてる生き物もいますよね。
ある時、神様が下界に降りて来られ、地球に住む全ての生き物に対して、
「地球のためには、いなくなった方がいいと思う生き物の名前を書いて投票しなさい。
一番票の入ったものを、即刻この地球から排除します」
と言われ、投票が行われたんですね。
その結果、地球上からいなくなったのは『人間』だったって話がありましてね。
人間以外の全ての生き物が皆、『人間』と書いたんですね・・
確かに人間というのは、
争い、憎み、無益な殺生を平気でする有害な生き物ですからね。
即刻消されても仕方ないかなとは思いますね。
生理的に虫が嫌いという方が、いらっしゃいますよね。
ゴキブリやクモはもちろんの事、
子供には大人気のカブトムシやクワガタを見ただけでも
『ちょっと!私に虫を見せないでよ!』なんてんで不機嫌になって、
虫の居所が悪くなっちゃう方もいますが、
地球上の生き物の中で圧倒的に多いといえば虫ですよ。
現在、地球上には100京匹の虫がいると見積もられており、
人類の数で割っても、1人につき15億匹の割合という凄い数ですから、
まさに『地球の主』と言っても過言じゃありません。
我々が最もよく見かける虫のひとつに『アリ』というのがいますが、
その100京匹のうちの1%がアリなんだそうですね。
つまりアリというのは、地球上に1京匹もいるわけでして、
そのアリの総体重と人間の総体重が同じなんだそうですね。
アリの体重というのは1~5ミリグラムですから、
人間1人分相当でも、1千万匹のアリが必要なんですね。
それが、アリと人間の総体重が同じと言うんですから、
途方もなく沢山いる事が判りますよね。
もしもアリが知能を持って、団結して人間に向かってきたら怖いですよ。
子供の頃、虫眼鏡で光を集めて、
アリに過激な日光浴をさせてた経験をお持ちの方、
今のうちにアリの巣を回って、飴玉か何か配っておいた方がいいですよ。
そんな日が来ないとも限りませんからね。
「毎日毎日、会社と家の往復でさ…俺たちは所詮、『働きバチ』と同じだよな~」
なんてボヤいてらっしゃるお父さんがよくいますが、
働きバチに対するイメージと実像には、
ちょっとギャップがあるようですね。
そもそも働きバチというのは、全員メスです。
蜜集めから育児、巣作り、掃除など40種類以上の仕事をこなす
優秀な女性集団ではありますが、働きバチの働いている時間というのは、
一日平均、6・7時間なんだそうですね。
ハチの睡眠時間は3・8時間と言いますから、
一日のうち13時間半は働いてないという事ですよ。
これでは『働きバチ』と言うより『遊びバチ』と呼んだ方がいいくらいでして、
日本のサラリーマンの方がよほど働いてますよ。
働きバチたちは働いてない時間、仲間内の悪口でも言い合ってるんですかね。
「ねえ、聞いた?ハチ子って、女王様の卵落っことして、
めちゃめちゃ怒られたらしいわよ」
「へえ~。あ、そうそう、ハチ代はね、
うっかり人間の家の中に入っちゃって、殺虫剤かけられて死にかけたらしいわよ」
「まあ、いい気味ね。あの子、生意気だったから」
なんてな事を言い合ってるんでしょうね。
何といっても『他人の不幸は蜜の味』ですからね。
微笑亭さん太